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業界動向 2021.12.16

グーグルが新ARデバイスを開発中?「AR用OS」の開発人材を募集開始

グーグルが、 “Augmented Reality OS(AROS)” に携わる人材を募集していることが確認されました。同OSの詳細は不明ながら、求人ページでは「革新的なARデバイス」に使用されることが明言されています。

ARデバイスのハード・OS双方の開発に名乗りを上げる

2021年12月15日現在、確認されているAR関連の求人は「Senior Software Developer, Embedded, Augmented Reality OS」「Senior Software Engineer, Camera, Augmented Reality OS」などの4種類。勤務地はアメリカ・ウォータールーとなっています。海外メディア9to5Googleによれば、ウォータールーはGoogleに買収されたスマートグラスメーカー、Northの所在地とのこと。これらの情報から、AROSはメガネ型デバイスと何らかの関連性があるものと予想されます。

AROSの開発チームは、グーグルのスマートフォン「Pixel」やスマートスピーカー「Nest」を手掛けるDevices & Servicesチームの傘下に位置します。なお開発チームを率いるMark Lucovsky氏は、Oculus VR(現メタによって買収済)において、4年に渡ってOS関連のゼネラルマネージャーを務めていました。

グーグルはこれまで、ARについてはスマートフォンで主な展開を行ってきました。VR分野では過去にVRプラットフォーム「Daydream」を展開していましたが、2021月12月現在、すでにサポートは終了しています。

(参考)9to5Google


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