AR作業支援のTeamViewerは、Google Cloudと新たなパートナーシップを締結しました。TeamViewerのARソリューションを、Google Glassを通して法人向けに提供します。
Google Glassを活用、ピッキング作業の効率化へ
Team Viewerは、AR遠隔作業支援アプリ「TEAMVIEWER ASSIST AR」や「TeamViewer Frontline」を開発・提供しています。これらのソリューションはDHLやBMW、コカ・コーラ・ヘレニック・ボトリングなど様々な企業に活用されています。
両社はGoogleの法人向けスマートグラス「Google Glass Enterprise Edition 2」向けに、TeamViewerのAR遠隔支援と、ワークフロー管理を行う「TeamViewer Frontline」を搭載したオーダーピッキング・アプリケーション「Assisted Order Picking」を共同開発。小売店や食料品店の注文処理システムに接続することで、従業員は注文を処理するための情報をGoogle Glassに表示できます。
Team Viewerによれば、Google Glassを活用することで、ピッキング作業において5〜40%の効率化が見込まれるとのこと。
直近ではAR/MR開発企業を続けて買収
TeamViewerは、直近で産業向けMRソリューションを開発するViscopicを買収しています。Viscopicの技術は、今回のパートナーシップ締結によってGoogleGlassに搭載された「TeamViewer Frontline」に活用されています。
(参考)プレスリリース