世界最大のゲーム開発者会議GDCは、3月16日から開催予定となっていたGDC 2020の延期を発表しました。新型コロナウイルスの流行を受けたもので、同年夏頃の開催を計画中とのことです。
プレゼンはYouTubeで無償公開
GDC 2020については、延期決定の以前からソニーやOculusといった主要企業が出展取りやめを表明。開催地であるサンフランシスコも、新型コロナウイルスに関する非常事態宣言を発表したところでした。
GDCによれば、カンファレンスで予定していたプレゼンテーションの大半はYouTube等を通じて無料で公開予定です。また講演や表彰も、従来の開催期間3月16日から20日の間にTwitchでの提供を検討しています。
「この一年、諮問委員会や講演者、出展者やイベントのパートナーと共に、カンファレンスの準備をしてきました。今回皆様を迎えられないことを、誠に遺憾に思い、落胆しています」と主催者側は表明しました。「今夏にGDCを開催するつもりでいます。詳細を決めるべくパートナーと調整中であり、数週間のうちにさらなる情報を提供します」
広がる新型肺炎の影響
新型コロナウイルスの流行を理由に、フェイスブックの開発者会議「F8」やMWCといった多くの国際イベントが中止となった他、デバイスの出荷にも影響が出ています。
（参考）Road to VR
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