10月11日、恋愛特化メタバースサービス「Memoria」を開発準備中の株式会社Flamersは、第三者割当増資により1億円を調達した旨を発表しました。「Memoria」は、11月よりサービス開始予定。今回得られた資金は、主にエンジニアチーム拡充に使用される、とのことです。
本調達はシードラウンドで実施され、ANRI、basepartners、舟越靖氏（株式会社HIKKY CEO／ファウンダー）、笠原健治氏（株式会社ミクシィ 取締役／ファウンダー）が引受先として参加しています。
カップルの出会いからデート、日常生活の場をメタバースで提供
株式会社Flamersは2019年創業。「世界中の人々の人生がワクワクであふれている世界を創る」というビジョンを掲げ、VRゲーム「Magic Battles」やVR Chat上でのお見合いサービス「VRCお見合い会」を開発、運営しています。
11月に同社が正式リリース予定の「Memoria」は、バーチャル空間で恋人を探したり、恋人とデートをしたりすることができるVRのマッチングアプリケーション。実空間では離れていながら、恋人と部屋でゆっくりと話したり、遊園地やドライブ、海水浴などの「バーチャル空間で一緒に思い出を作るデート」が可能となるサービスです。最終的には、「Memoria」で出会ったかどうかに関わらず、カップルが日常的に利用するサービスを目指している、とのことです。
本調達に際し、同社代表取締役 佐藤航智氏は「ゲーム、ライブ、イベント、仕事など、あらゆるものがVR上で展開されていく中で、『VR空間で恋人を探す』、『VR空間でデートをする』という未来は近い将来必ず到来すると思っており、僕たちがその一番先頭で業界を引っ張っていく存在になりたいと思っています」とコメントしました。なお本調達で得られた資金は、「Memoria」エンジニアチームの拡充に主に使用される予定です。
（参考）株式会社Flamers、プレスリリース
