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業界動向 2021.09.30

「Apex違い」で話題となったFast Travel Gamesがパブリッシング部門設立。トップは元MojangのPatrick Liu氏に

2021年9月18日「Apex Construct」「Wraith: The Oblivion – Afterlife」などのタイトルで知られるVRゲームスタジオFast Travel Gamesは、小規模なVRスタジオを対象としたパブリッシング部門の設立を発表しました。

Fast Travel Gamesはスウェーデン・ストックホルムを拠点とするゲームスタジオです。DICE(代表作:バトルフィールドシリーズ)やRovio Entertainment(代表作:アングリーバードシリーズ)出身者が設立しました。代表作であるVRアクションゲーム「Apex Construct」は、Quest版の収益が100万ドルを超えたことが判明しています。

同社のパブリッシング部門は、Patrick Liu氏が率います。Liu氏過去に「マインクラフト」のMojang Studiosのヘッドを務め、DICEなどでも勤務しています。

同部門はファンディングやファストパーティープラットフォームへのアクセス、PR、審査プロセス(への対応)、ローカライゼーションなどを他VRスタジオに提供する予定とのこと。

パブリッシング部門の設立について、 Fast Travel GamesのCEO、Oskar Burman氏は以下のようにコメントしています。

我々は2016年の創業以降ずっとVRにコミットしてきました。その間に我々は、このマーケットでの成功を模索している小規模なVR開発チームにとって、大きな価値がある経験や知識、コネクションを蓄積してきました。

VRは、依然として発展途上(の分野)です。我々は学び、成し遂げてきたことによって(市場の)更なる発展に貢献すると共に、マーケットにより多くの良質なゲームをもたらすことを手助けしたいと考えています。

(参考)Road to VR

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