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投資 2020.11.19

Epic Gamesがリアルタイム・フェイシャルアニメーション企業を買収

バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」などで知られるEpic Gamesは、リアルタイム・フェイシャルアニメーションの開発企業Hyprsense(旧Binary VR)を買収しました。HyprsenseのCEO、Jihun Yu氏がTwitterで明らかにしています。買収額は不明です。

買収されたHyprsenseの開発チームはゲーム開発に加え、デジタルヒューマンチームと共に業務を行っていく予定です。

3Dアバターに表情を反映する技術開発

Hyprsenseは、表情を読み取ることで、3Dアバターの表情をリアルタイムに反映する技術の開発を行っています。創業当初はVR向けに、ヘッドセット前面に装着した3D赤外線カメラで使用者の表情を読み取るとソリューションを開発。2017年には開発者向けキットをリリースしていました。

現在のHyprsenseは、VR以外の分野に手を広げています。公開されている技術デモ映像からは、スマートフォンのカメラを活用し表情をキャプチャー、動きをアバター側に反映する様子が確認できます。

米メディアUploadVRによれば、AR表情認識はフェイスブックやインスタグラムなどにも存在するものの、Hyprsenseの技術は精度が高く、また利用者と完全に異なる形状の3Dアバターに使用可能であるとのこと。

(参考)UploadVR


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