ビデオゲーム、音楽、映像などの分野で活躍してきたクリエイターの水口哲也氏が、「世界を震撼させる新しいVRエンタテイメント」のプロジェクトを立ち上げたことが明らかになりました。
水口氏は、これまで『スペースチャンネル5』(1999)、『Rez』(2001)、『ルミネス』(2004)、『Child of Eden』(2010) など、独特なゲームの制作を行ってきました。慶應義塾大学大学院 (Keio Media Design) 特任教授も務めています。
PS2 / ドリームキャスト向けゲーム『Rez』
指揮者のように演奏する気持ちよさを追求したPS3/Xbox 360向けシューティングゲーム『Child pf Eden』
水口氏は、2015年4月に新たにenhance games, inc.(エンハンス・ゲームズ)という法人を立ち上げており、「これまでのゲームの域を超えた、VRやAR(拡張現実)やモバイルなど、ゲーム体験をエンハンス(拡張)させていくプロジェクトを進め」ているとのことです。VRを使ったプロジェクトでは、「VRや高解像度の映像、3Dサウンドや触覚との連携を活用して、全く新しいエンタテインメント体験を産み出」すとのこと。
これまで、具体的なプロジェクト内容は明らかになっていませんが、求人サービスWantedlyにて、VR関連プロジェクトのメンバーを募集しています。
VR技術で「世界中の人たちをあっと言わせるようなモノ」を作りたいと言う水口氏。共感覚をテーマに、非常に直感的に遊ぶゲームを制作してきました。様々な感覚が現実と一致してくることが特徴なVRで、最終的にどのような作品が生まれるのか注目したいですね。
(参考)
Wntedly求人ページ / 世界を震撼させる新しいVRエンタテイメントを一緒に作りたい人ウォンテッド!
https://www.wantedly.com/projects/31941