NTTドコモは、1月27日に発表した2016年度第3四半期決算短信にて次世代の高速通信「5G」の活用分野としてAR/VRに言及しました。
NTTドコモは2016年4~12月期連結決算が、純利益が前年同期比20%増の5894億円となりました。
今後の取組として、「5Gがめざす世界」として、5Gの特徴である高速・大容量を活かした分野として4K/8Kストリーミングやスタジアムソリューションとともに、AR/VRを紹介しています。
5Gを活用した新サービスの体験環境を構築するとし、パートナー企業と連携して取組んでいく方針を打ち出しています。例として、東武鉄道グループと「VRやAR等を活用した観光案内サービス」を、凸版印刷と「VRを活用した高品質な体験型コンテンツ配信」等のトライアルサービスに取り組んでいくとしています。
NTTドコモは、既に2016年11月に東武鉄道とも5Gを使ったスカイツリーでの共同実証実験に2017年5月より取り組むことを発表しています。また、同社はスマホ向けにアーティストの360度映像を配信する「dTV VR」を展開しています。
(参考)
NTTドコモIR情報
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/library/presentation/index.html#170127