イギリスのVR/AR補助金交付プロジェクト、対象20チームを発表

イギリスのVR/AR向け補助金交付プログラム「CreativeXR」は、2019年の支援対象20チームを発表しました。2万ポンドを交付し、コンテンツ制作を支援します。

2018年に続く2回目のプログラム

「CreativeXR」は、VR/ARに関するプロジェクトの開発チームを対象とした補助金交付プログラムです。イギリスのIT企業Digital Catapultとイングランド芸術評議会（Arts Council England）が共同で実施しています。2018年に第1回の支援を行っており、今回が2回目です。

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補助金とメンター企業からの指導を提供

2019年の対象事業は1月から募集を開始。第1段階として、応募から20件のプロジェクトチームを選定します。その後「CreativeXR」は、追加の資金提供を行うか決定するため、選定された20チームを対象にさらなる選考を行います。今回発表されたのはこの第1段階の選定結果です。

20チームには、2万ポンド（約290万円）がプロトタイプ制作のために交付されます。また補助金の他、映像制作スタジオのRYOT、公共放送BBC、ゲームエンジンのUnity、ロイヤル・オペラ・ハウス等から指導、サポートを得られます。

イングランド芸術評議会のFrancis Runacres氏は声明で、「これらのプロジェクトは、芸術的な視点と技術が融合したときに、新たな創造性と文化体験の形を作り出すXRコンテンツのポテンシャルを示しています」と発表しました。そしてプロジェクトの進行が楽しみだと続けています。

盛り上がる英国のXR産業

イギリスには1,000以上のVR/AR/MR専門の企業が存在するというリサーチ結果もあり、政府の支援も含め活発な動きを見せています。

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支援対象チーム一覧

（参考）UploadVR