株式会社commissureは、独自の特許取得技術を活用した力触覚センシングシステム「SenseFuse」を開発しました。このシステムは人の手に生じる力を筋繊維の動きから推定すると同時に、指先の振動を取得・ストリーミングすることができます。また同社の力触覚フィードバックシステム「FeelFuse」と連携することで、力触覚の表現が可能となります。
SenseFuseは、人の手を覆わないデザインとなっており、VR/ARデバイスなどのハンドトラッキングを阻害せずに力触覚データを取得可能。物体とのインタラクションに紐づいた力触覚データの収集ができます。
また同社が開発した力触覚デバイス「FeelFuse」と連携すると、取得した力触覚データの再生が可能です。FeelFuseには、指先と手首の刺激を組み合わせることで、仮想オブジェクトの重さ、弾力性、張力などを感じられる強力なフォースフィードバック機能があります。また、リング状デザインの超小型アクチュエーターを搭載し、ストローク、タップ、さらには道具を通じて伝わる感覚までも指先で知覚できる精密な振動触覚フィードバック機能も備えているといいます。
同社はUnity向けのSDKや法人向けサービスを2025年春にリリース予定で、現在、FeelFuseの予約を公式サイトから受け付けています。
株式会社commissureは2023年1月に設立された東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室発のスタートアップです。体性感覚共有システムの開発や、独自の触覚研究開発に取り組んでいます。FeelFuseは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科のEmbodied Media Projectとの共同研究にて開発されました。
同社は今後も本システム群のアップデートを継続し、収集した力触覚データを活用した感覚生成AIの構築にも取り組んでいく方針です。

