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投資 2018.09.12

ソーシャルVRのクラスターが約4億円調達、開発や人材強化図る

ソーシャルVRアプリ「cluster」を運営するクラスター株式会社は、シリーズBラウンドで約4億円の資金調達を実施しました。さらなる事業拡大に向けてプロダクト開発や人材採用強化を行います。

クラスターは2016年に5,000万円2017年には約2億円の資金調達を行っており、公開されている調達額の累計は約6.5億円となります。出資元は、XTech1号投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合、KDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合です。

「cluster」はバーチャル空間で同時に大人数が接続してイベントを行えるプラットフォームとして利用されています。イベントルームは、パソコンのほか、VRデバイスのOculus RiftやHTC VIVE等で参加できます。

今回の資金調達に併せ、ユナイテッド株式会社取締役や株式会社メルカリ社外取締役などを務めた手嶋浩己氏が社外取締役に就任。経営体制の強化を図ります。

人気VTuberによるVRライブを実現

8月31日、YouTubeチャンネル登録者数82万人と高い人気を誇るバーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー・VTuber)輝夜月のVRライブ「輝夜月Live@ZeppVR」が「cluster」のシステムを使用して開催されました。チケットは発売からわずか10分で完売するほどの盛況、全国各地の映画館でのライブビューイングも行われ、延べ5000人以上の動員を記録しています。

VRライブは家から直接ライブに参加することができる(または映画館でのライブビューイング)、という形態。VRライブでは、リアルタイムで会場が変化したり、輝夜月が空を飛んだりとVRならではの演出が披露されました。

VRライブのレポート記事はこちらです。

(参考)クラスター株式会社 プレスリリース


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