Home » CES2021、リアルとの併催を断念……完全オンライン開催へ


セミナー 2020.07.29

CES2021、リアルとの併催を断念……完全オンライン開催へ

世界最大規模のエレクトロニクス展示会として知られるCESは、2021年の開催を完全にオンラインで行う旨を発表しました。当初は「リアルとデジタルのハイブリッド開催」を打ち出していましたが、新型コロナウィルス感染症の終息が見えず、10万人規模の参加者が集まるラスベガスでの開催を断念しました。

2019の参加者は17.5万人

CESは毎年1月に開催され、各企業が新発表などを行う世界最大のエレクトロニクス展示会です。VR/AR/MR領域に関する発表や展示も多数行われます。CES2019の参加者は17万5,000人以上、展示企業は4,500社以上と、圧倒的に多数の人々を集めるイベントとなっています。

新型コロナウィルスの流行で多くのイベントが開催中止やオンライン化を表明する中、CES2021は5月に「実際にラスベガス現地で、及びデジタルの双方」での開催を発表。強気の姿勢が注目されていました。

ユニークな体験を提供

主催者は今回の変更について、2021年1月初旬時点で10万人規模の参加者を、安全に集めることは不可能だと説明しています。そして「テクノロジーは、感染症流行下でも我々が働き、学び、繋がり合う助けとなってきました(中略)2021年は完全デジタルのプラットフォームに移行することで、出展者と既存・新規顧客を結びつけるユニークな体験を提供できます」と表明しました。

デジタル版CESの開催は、2021年1月6日から9日の4日間を予定しています。

新型コロナウィルス感染症の流行で、E3やGDC、フェイスブックのOculus Connect 7といった多くのイベントが中止、デジタル開催を決めています。

(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード