VR空間内にディスプレイを表示することのできるアプリ『BigScreen』のアップデートが先日リリースされ、アバターのカスタマイズ機能などが新たに追加されました。
VR内のユーザーにアバターを設定することが可能に
『BigScreen』は、Oculus RiftおよびHTC Viveで利用することのできる、VR空間内のバーチャル・ディスプレイです。VR内のディスプレイ上では映像を鑑賞したり、編集作業なども行うことができます。また、複数のユーザーが同一空間内でディスプレイを共有することも可能。現在はSteamとOculus HomeからBeta版をダウンロードすることができます。
そして今回、アップデートで新たにVR内のユーザーを表すアバターのカスタマイズ機能が追加されました。以前まで全てのユーザーは真っ白な輪郭で表されていましたが、カスタマイズメニューから詳細なカスタムを行い、個性を出すことができるようになりました。
より親近感が沸き、個性のある見た目に。髪形だけでなく眼鏡などのアクセサリーも豊富。
また、ユーザーの声や視線の動きに合わせ、アバターの口や目も動くようになり、VR内でのユーザー同士のコミュニケーションを促進させるものになっています。
新たな空間も追加
その他に追加された点として、ディスプレイが設置されている場所は以前まではリビングのみでしたが、今回新たに幻想的でダイナミックな空間がいくつか追加され、ユーザーは気分に応じて背景を変更することができます。
よりソーシャルなアプリへ
BigScreenのCEOであるDarshan Shankar氏によると、今後はBigScreenアカウントを設けるなどしてユーザー間の交流を促進させていく予定とのこと。
今回の追加内容を見ても、同アプリはただのVR内ディスプレイに留まらず、今後他人との繋がりを意識してソーシャルな機能を追加していくと思われます。
(参考)
‘Bigscreen’ Adds Incredible Avatar Customization and Launches on Oculus Home(英語)
http://uploadvr.com/bigscreen-update-oculus-home-avatar-customization/
※Mogura VRは米Upload VRのパートナーメディアです。