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ゲーム・アプリ 2018.11.12

「Beat Saber」新型VRアーケード筐体 全自動化で高い稼働率実現

Steamで圧倒的な人気の続くVRリズムゲーム「Beat Saber」に新しいアーケードマシンが登場します。米国のVRアトラクションメーカーVRsenalが開発したこの機器は、11月12日からフロリダ州で開催されるIAAPA Attractions Expoにてお披露目されます。

全自動化で高い稼働率を実現

「Beat Saber」専用の新たなVRアーケードは、オートメーション化されスタッフが不要です。ヘッドセットの消毒や正しい装着方法は、スクリーン上で説明。課金も自動化されているため、アーケードの稼働率は99%を達成可能ということです。VRsenalはこのマシーンが「高いスループット、稼働率、ROI(投資利益率)、低いメンテナンスコスト」に向け最適化されていると言います。

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筐体は80インチ4Kスクリーンを備え、プレイヤー視点のゲーム画面を映し出します。ヘッドセットはHTC Vive Pro。また紹介動画を見ると、機器の上部にはホログラフィック映像で「Beat Saber」のロゴがきらめき、周囲の興味を引き寄せます。

なお「Beat Saber」専用アーケードマシンは、この機器が初めてではありません。2018年8月には韓国のゲームメーカー、SKonec Entertainmentが同様のVRアーケードを発表。韓国・中国市場向けに展開しています。

年内にPSVR版も予定

5月の公開から半年以上が経ちますが、Beat Saberの人気は衰えを見せません。10月にはSteamの全ゲームで7位にランクインし、Oculus Storeでも高い評価を得ています。さらに日本での発売日は未定ながら年内にPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)でのリリースを予定しており、今後の展開がますます期待されます。

「Beat Saber」のレビューや開発者インタビューはこちらの記事で紹介しています。

(参考)Road to VR
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