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業界動向 2023.04.14

マイクロソフトの「Teams」がアバター機能を提供開始

3月27日、マイクロソフトは「Avators for Microsoft Teams」のプレビュー版を提供開始しました。同社のオンライン会議ツール「Teams」の会議に、3Dアバターで参加できるようになります。

なお、「Teams」へのアバター機能搭載は2021年11月に発表され、2022年10月にはプライベートプレビューが開始されていました。

アバターのカスタマイズ機能とリアクション機能を搭載

「Teams」のアバター機能では、顔や身体の造形、肌の色や髪型、アクセサリーなどが備わっています。また「リアクション機能」も有しており、「リアクションボタン」をクリックすると、アバターが身体を使ってリアクションします。例えば、手を挙げる絵文字を選択すると、アバターも挙手する動作を行います。

アバターはオンライン会議におけるカメラ「オン・オフ」以外の第三の選択肢に

マイクロソフトの調査によると「オンライン会議でビデオを使用することは、会議者や出席者の参加意識を高め、より会議に参加させる効果」がある一方で、「ビデオをオンにして会議している参加者はわずか30%に過ぎない」とのこと。同社は、アバターを使用することは、カメラのオン・オフだけでない、新たな選択肢を提供する方針です。

「Avators for Microsoft Teams」のプレビュー版は、執筆現在、WindowsとMac版のデスクトップアプリ上で利用可能です。

(参考)MicrosoftブログMicrosoft Teamsサポートページ


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