2021年8月31日、米国特許商標庁(USPTO)はアップルが新たに取得した62の特許を公開しました。これらの特許には、VR関連と思われるものも含まれています。
ユーザーの心拍数などをコンテンツサジェストに利用か
VR関連らしき特許の名称は「VRコンテンツをサジェストするために使う快適な方法(Using comfort measurements to suggest virtual reality content)」。VRコンテンツを視聴するユーザーの心拍数などを測定。これらの情報をもとに、ユーザーの状態に応じてレコメンドするコンテンツを決定するための技術のようです。
特許の概要図には、HMD装着者が利用できる、VRストアを示すと思われる画像も存在します。ストアはHMDを着けた状態でも使える模様。サジェストはストア内でも機能するようです。
アップルは以前より、VRヘッドセットやARグラスを開発中であると報じられています。現在のところオフィシャルな情報はないものの、デバイスやプラットフォームがリリースされる際には、今回確認された技術が実装されている可能性があります。
(参考)Patently Apple, USPTO