アメリカのペイテレビ、スミソニアン・チャンネル(Smithsonian Channel)が、2019年で着陸50周年を迎える、月着陸船アポロ11号を題材としたスマートフォン向け新ARアプリ「Apollo’s Moon Shot」のリリースを発表しました。
「Apollo’s Moon Shot」は、アプリスタジオSN Digital LLCが開発しました。対応OSはiOSとAndroidです。
同名のドキュメンタリーも放送中
スミソニアン・チャンネルは、スミソニアン博物館を運営する団体「スミソニアン協会」が母体の1つとなっているチャンネルです。「Apollo’s Moon Shot」は、同チャンネルが放映している同名のドキュメンタリー番組(全6話)の関連アプリとなっています。
「Apollo’s Moon Shot」を使用することで、利用者は月面の様子をARで体験できるほか、アポロ11号で使用された宇宙服に身を包んだ姿で、自撮りを行うことなどが出来ます。アポロ11号を操縦して無事に月に着陸させたり、燃料を切らさないように地球から月までロケットを飛行させるといったミニゲーム類もアプリには実装されています。
宇宙飛行士の手書きノートも読むことも可能
アプリには教育的な要素も含まれており、利用者はアポロ11号の司令船に入ることができます。また同着陸船のクルーであるニール・アームストロング船長やバズ・オルドリン氏、マイケル・コリンズ氏の手描きのノートを読むことも可能です。
その他にも「Apollo’s Moon Shot」では、3Dスキャンによって取り込まれたアームストロング船長の宇宙服など、アポロ11号関連の品々をARで見ることが可能です。米メディアVRScoutによると、利用者の宇宙知識を試すクイズモードも、アプリには実装されているとのこと。
共有機能も実装
「Apollo’s Moon Shot」には、多くのスマートフォン向けアプリと同じく共有機能が実装されています。この機能を活用することで同アプリでの体験をSNS上で共有することが可能です。
(参考)VRScout
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