2022年7月5日、メタバース事業を手がける株式会社ambrは総額10.2億円の資金調達を行いました。調達した資金を元に採用を強化、新たなメタバースプラットフォーム構築を目指します。
本調達はシリーズAラウンドであり、株式会社電通グループ、SBIインベストメント株式会社、株式会社インテージホールディングス、東急不動産ホールディングス株式会社が出資するCVCファンド、ANRI株式会社の5社を割当先とする第三者割当増資です。
大手イベントの「バーチャル化」を担うambr
ambrは2018年設立の日本企業。メタバースプラットフォーム「xambr(クロスアンバー)」の開発やメタバース向けのクリエイティブスタジオ事業を提供しており、「TOKYO GAME SHOW VR 2021」や「マジック:ザ・ギャザリング バーチャル・アート展」等、著名なイベントやIPとのコラボレーション事例を有しています。
今回調達した資金は、新たなメタバースプラットフォームの構築に充てられます。同社は各種ポジションにて採用強化を図り、1年以内に40名以上による開発体制を構築する計画も発表しています。
ambr代表取締役CEOである西村拓也氏は、本調達に際し「ambrは今、自信を持って、世界有数の強力なバーチャル体験を創造できる会社になったと思っている」「今回ご出資いただいた資金を活用し、誰かの胸に刺さるような、新しいバーチャル体験と、そのためのプラットフォームを構築していく」とコメントしました。