VR事業を展開する株式会社ambrは、株式会社電通グループとの資本業務提携を締結したことを発表しました。あわせて電通グループ等を引受先とする資金調達も実施、調達額は非公開です。今回の提携により、ambrと電通グループはVRユーザー体験価値の創造を目指します。
ambrは2018年8月に設立した国内発のソーシャルVRサービス「ambr」を開発する企業。2020年10月に開発体制および開発資金の課題があり、「ambr」を実験的な形で再出発をすることを発表しました。その後、「ambr」独自の基盤システムを活用したバーチャル展示会ソリューションを開発、提供を開始しています。
提携先の電通グループは、グループ全体のR&D;組織「電通イノベーションイニシアティブ」のXRチームや、グループ横断組織「XRX STUDIO」を中心に、XRトランスフォーメーションの推進に取り組んでいます。
今回両社が連携することで、新しいVRプロダクトの事業構想から体験設計、開発制作、実施運営までの提供を行います。要件・仕様に基づいた開発を行うのではなく、事業構想や体験設計からプロジェクトに参加することで、本格的なVR体験価値の創造とVRプロダクトの成功を目指す、とのこと。
(参考)株式会社ambrプレスリリース