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業界動向 2019.06.12

愛知県、自動運転の実証実験にVRを活用

6月10日、愛知県は「2019年度自動運転社会実装実証事業」の概要を公表しました。今年度は遠遠隔型自動運転などの技術に加え、VRやAIなどのテクノロジーを活用することにより、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を行います。

実証実験は愛知県の長久手市、南知多町、常滑市の3市町において実施されます。長久手市では、テーマパークにおけるエンタメ体験型の移動をテーマとし、愛・地球博記念公園において自動運転EV「Milee(マイリー)」を含む2台を使用。専用ゴーグルを用いたVRによる車内コンテンツが提供されます。

本事業は株式会社NTTドコモ、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、岡谷鋼機株式会社、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、名古屋鉄道株式会社、日本信号株式会社、名古屋大学の7社、1大学で実施されます。

VR活用の観光イベント事例は多数

愛知県はこれまでにも株式会社デンソーのVRと自動車を組み合わせたソリューション「VR-CAR」を用いて観光イベントを実施しています。体験者は「VR-CAR」に乗車し、VRヘッドセットに映し出される観光映像に合わせて車両が動くことで、臨場感のあるバーチャル観光体験ができるというものです。

(参考)愛知県


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