コンサルティング会社のアクセンチュアが、6万台のVRヘッドセットを導入しました。CEOであるジュリー・スイート氏によると、リモートワークや12万5,000以上の新しい職務に対応する中で、同社の大規模な労働力を維持する一環として、新入社員のトレーニングのために取得したとのことです。
スイート氏はFortuneのインタビューでVRヘッドセットの購入を明らかにしており、「アクセンチュアのことをより魅力的に学べるだけでなく、新入社員研修では一緒の部屋にいることができない人たちと一緒に体験することができる素晴らしい方法です。」とコメントしています。
アクセンチュアのヨーロッパにおけるXRの企業利用を推進しています。同社のイマーシブ・ラーニング・リードであるニック・ローザ氏は自身のTwitterで、導入されたVRヘッドセットは6DoFのフルモデルであり、モバイルで最新世代であるとしています。これは明らかにOculus Quest 2を指していると考えられます。ローザ氏は、これまでにどの企業も配備したことのない最大数のVRヘッドセットだとコメントしました。
After the news broke yesterday about @Accenture distributing ‘tens of thousands’ of #VR headsets to our new joiners, many asked like the exact number and which kind of headsets we were using, some facts and answers to your questions below:
— Nick Rosa (@NicolaRosa) October 14, 2021
大企業のVRに対する多額の投資のニュースが続いています。つい先日、金融機関のバンク・オブ・アメリカが米国内の約4,300の拠点でVRトレーニングを展開し、約5万人の従業員に没入型の学習・開発機会を提供することを発表しています。
(参考)VRWorldTech