写真測量ソフトウェアを提供する企業PIX4Dは、主力製品「PIX4Dmatic」と「PIX4Dcloud」で、3Dガウシアンスプラッティングへの対応を実装したと発表しました。
PIX4Dmaticはローカルで大規模データを高速処理できるソフトウェアで、オフライン環境や機密性の高いプロジェクト向けの仕様となっています。PIX4Dcloudはブラウザへのアップロードだけで自動処理が完了し、チーム間のデータ共有や共同作業に適しています。なお、PIX4Dcloudへの3Dガウシアンスプラッティング対応は2025年に先行導入済みで、2026年5月のPIX4Dmatic安定版アップデートにより、製品群全体での対応が完了しています。
今回の対応で特筆されるのが、スマートフォンアプリ「PIX4Dcatch」との連携です。iOS/Android向けの同アプリで対象物を撮影しながら歩くだけで、3Dガウシアンスプラッティング用データを取得できます。高価なレーザースキャナーやドローンがなくても屋内や都市部での3Dスキャンが行えます。RTKレシーバーと連携すれば、数センチレベルの絶対精度を持つモデルの生成にも対応します。
PIX4Dでは、測量グレードの「絶対精度」を保持している他、生成される3Dモデルは正しい位置情報と寸法を備えており、距離測定や体積計算、BIM(建築情報モデリング)データとの照合にも活用できます。
表現力の面では、フェンスや手すりといった細い構造物、光を反射する車両の質感なども精細に再現されます。従来の点群や3Dメッシュではノイズになりがちだった箇所の再現精度が向上しました。遠隔地からの現場把握や関係者へのプレゼンテーションでの活用が見込まれます。
Pix4D株式会社は、フォトグラメトリソフトウェアのリーディングカンパニーです。2011年の設立以来、ドローンやカメラで撮影した画像から高精度な3Dモデルや地図を生成する技術を開発してきました。建設・測量・農業・災害対応など幅広い分野で活用されています。本社はスイス・ローザンヌにあり、東京を含む世界6都市にオフィスを展開。2019年の東京オフィス開設以来、日本市場へのサービス提供を強化しています。製品の詳細やデモの依頼は、Pix4D株式会社の公式サイトから問い合わせできます。
PIX4Dmati・PIX4Dcloud 概要
| 対応製品 | PIX4Dmatic、PIX4Dcloud |
| 3Dガウシアンスプラッティング対応時期 | PIX4Dcloud:2025年(先行導入)/PIX4Dmatic:2026年5月(安定版) |
| 連携アプリ | PIX4Dcatch(iOS/Android) |
| 処理環境 | オンプレミス(PIX4Dmatic)/クラウド(PIX4Dcloud) |
| 問い合わせ | https://www.pix4d.com/jp/contact |
| 代理店情報 | https://www.pix4d.com/jp/partners/ |


