KDDIテクノロジー、株式会社壽屋、KDDI株式会社は、ホビーECサイトにおける製品表示の新たな検証を開始しました。今回の取り組みでは、3Dスキャン技術「3Dガウシアン・スプラッティング(3DGS)」を活用し、スマートフォンやPCのブラウザ上で、精密な製品造形を閲覧できる顧客体験の可能性を探ります。
EC市場では3D表示の導入が広がっていますが、特にフィギュアやプラモデルといった細部の表現が重要なホビー分野では課題が残っていました。質感や透明感の再現が難しく、ポリゴンモデルではデータの複製リスクも指摘されています。さらに、高品質な3D表示を行うには後処理が必要で、撮影や編集の負担が大きいことも課題でした。
これに対し、3DGSでは透明感や金属光沢、細かい彫刻や模様までリアルに再現が可能。一般的な撮影機材でデータ取得できる点も大きな特長です。今回は、通信キャリアであるKDDIが関わることで、通信面の軽量化・高速化にも取り組んでいます。ブラウザ上でも滑らかな閲覧が可能となり、ホビーECにおける3D表現の実用化に一歩近づいた形となります。
今回の検証では、製品の質感再現度やオンライン表示の品質、操作性などを確認。撮影から変換、配信までの一連の工程を効率化する仕組みや、導入時の負担軽減方法についても検証します。
この検証の結果は、2025年11月から12月にかけて、壽屋製品の一部3DGSデータが順次公開される予定です。詳細は特設サイト「プラモデル×3DGS WEB体験イベント」で確認できます。
参考
もぐら関連記事

