HTCが、新しいVRヘッドセットを開発中であることを予告しました。7月24日にYouTubeへ投稿された動画の終盤では、VRヘッドセットのシルエットと思しきものが映し出されています。
VRヘッドセット開発の老舗HTC、直近は企業向け製品にシフト
HTCは2016年、世界最大のゲームプラットフォーム「Steam」で知られるValveと協力し、PC接続型VRヘッドセット「HTC VIVE」を開発。現Metaの「Oculus Rift」やソニーの「PlayStation VR」と並び、初期のVRヘッドセット市場を支えました。
なお、HTCはここ数年で企業利用を前提とした製品を増やしており、消費者向け市場からは遠ざかっています。HTC製品の「SteamVR」でのシェア率は、ピーク時は60%ほどに達していましたが、現時点では約7%前後まで落ち込んでいます。
(HTCが公開した動画。最終盤で新VRヘッドセットと思しきシルエットが見れる)
企業やビジネス利用向けの「高スペック一体型」か
今回予告された新製品が消費者向けか、それとも企業向けかなどの情報は明らかにされていません。
しかし、2024年1月には、半導体企業クアルコムは、XRデバイス向けチップセット「Snapdragon XR2+ Gen 2」を、HTCに供給することを明らかにしています。このチップセットは、ソニーの企業利用を想定しているXRHMD「SRH-S1」、Immersedの仕事用VR/ARヘッドセット「Visor」などに搭載されています。
現時点のHTC製品の傾向や、クアルコムのチップセットが供給されている企業の製品などを鑑みるに、HTCの新製品は「企業での利用を想定した、ハイスペックな一体型VR/ARヘッドセット」になることが予想されます。
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