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活用事例 2018.02.02

360Channel「第2期決算」2億5,721万円の赤字と官報掲載

国内最大級の360度動画プラットフォーム「360Channel」を運営する株式会社360Channelは、2月1日付の「官報」に「第2期(2017年9月期)決算公告」を掲載しました。株式会社360Channelは株式会社コロプラの子会社です。

決算公告によると第2期の当期純利益は2億5,721万円の赤字で、第1期と合算すると4億413万円の赤字を計上しています。「360Channel」はプラットフォームですが、オリジナルコンテンツを制作しているのが特徴です。高品質なオリジナルの360度を数多く制作しており、赤字の理由と考えれられます。オリジナル作品ではグラビア、バーチャルYouTuber(キズナアイ)、工場見学、スポーツ、動物などを扱ったコンテンツが人気です。

視聴方法はブラウザ、スマホアプリの他に、PSVR、Oculus Rift、Gear VR、Windows Mixed Reality、Daydream ViewのミドルレンジとハイエンドのVRデバイスでも視聴可能です。

また、サッカーJリーグの試合をVR生中継で行ったりと、先進的な取り組みも行っています。

他にも読売テレビ・日本テレビ系列の番組「ダイワハウススペシャル プロ野球No.1決定戦!バトルスタジアム」と「鳥人間コンテスト」の360度動画版のオリジナル作品を配信するなど、大手放送局との取り組みも特徴的です。

「360Channel」ではプロモーション用の360度動画の配信、360度動画制作・配信を行う「VR PARTNERS」などのサービスで収益を上げていると考えられます。「VR PARTNERS」のサービス説明には「年間500本以上のVR動画制作・配信を通じて蓄積したノウハウ」と記載がある通り、今後も高品質な360度動画を配信されることが期待されます。

(参考)
株式会社360Cnanel コーポレートサイト
https://corp.360ch.tv/


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