グーグル、新型スマホPixel 2発表 ARにも最適化

グーグルは、10月4日(日本時間5日)、新製品発表会を開催し、AIとハードウェア、ソフトウェアを組み合わせた新製品を披露しました。

その中でも、2016年秋に発売された自社製のスマートフォンPixelの後継機となるPixel 2/Pixel 2 XLが発表されました。Pixel 2は5インチのフルHD有機ELディスプレイを搭載し、ブルー、ブラック、ホワイトの3種類のカラーバリエーションです。Pixel 2 XLは、6インチのQHD有機ELディスプレイを搭載し、ブラックとホワイトの2種類のカラーで発売されます。いずれも日本での発売は未定です。

Pixel 2はARに最適化

今回のPixel 2/Pixel 2 XLでは、カメラ機能の強化などに加え、空間を認識し現実にデジタルなオブジェクトを投影できるAR機能に最適化されている、とのこと。光の弱い場所でも動作するロバストなトラッキングが可能、60フレーム/秒で3Dオブジェクトを描画するとのことで、ARに最適化していることが強調されています。

Googleは先日、AR機能であるARCoreを発表しました。AppleがiOS向けに提供するARKitとほぼ同程度の機能と見られており、部分的な空間認識が搭載されることによって、3Dオブジェクトを現実に置くことができます。

専用アプリ『AR Sticker』

GoogleはPixel 2向けに専用のARアプリとなる『AR Sticker』を提供します。3Dオブジェクトをスタンプのように配置できるアプリで、カメラで撮影した写真や動画に組み合わせることもできます。

このARステッカーは、今後種類を増やしていくとのこと。ネットフリックスで配信中のドラマ『Stranger Things』や、2017年末に公開予定の『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』、バスケットボールリーグNBAとのコラボステッカーなどが登場するとのことです。

ARアプリは今後続々登場

Googleが提供するAR Core向けの開発者キットにより今後リリースされるARアプリも動作します。家具を置いて試すことのできる『houzz』や、人気eスポーツゲーム『League of Legends』、ブロック玩具『LEGO』など、さまざまなコンテンツがARで登場予定です。

カメラ越しに現実を認識する「Google Lens」に対応した初のスマートフォン

Pixel 2/ Pixel 2 XLは、カメラをかざして現実の物体や文字を認識する「Google Lens」にも特化したスマートフォンとなっています。


ポスターの文字にカメラをかざすとメールアドレスが認識される


Googleの画像検索により、様々な角度からの認識を可能にする(画像は京都の東福寺)

なお、Pixel 2は649ドルから、Pixel 2 XLは849ドルから。10月5日から予約を開始し、10月末に出荷されます。発売国は、オーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、シンガポール、スペイン、インドの8カ国となっています。日本での発売は未定です。

(参考)
Google公式
https://www.blog.google/products/google-vr/pixel-2-and-daydream-view-new-experiences-ar-and-vr/

Road to VR
https://www.roadtovr.com/googles-new-pixel-2-pixel-2-xl-phones-factory-calibrated-optimized-ar-now-60-fps-tracking/

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この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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