株式会社Moguraは、国内最大級のXR・メタバースのカンファレンス「XR Kaigi 2022」を2022年12月14日から16日までオンラインで、22日から23日までオフラインで開催します。
オフラインの会場では、開発者・クリエイター向けの「XR Kaigi」展示エリアを展開。XR・メタバースのビジネス展示会である「Meet XR」と合わせると、出展企業数は80以上となります。Mogura VR Newsでは、数回に分けて「Meet XR」ブース展示情報を紹介します。
XR Kaigiの展示エリアへは、「XR Kaigi Offlineチケット」で入場可能。同じチケットで「Meet XR」展示エリアにも入ることができます。
第2回で紹介するのは、MyDearest株式会社、株式会社CharacterBank、ゆはらかずき氏、あまた株式会社、株式会社Thirdverse、curiosity, inc.、株式会社講談社VRラボです。また、IVRC選出作品および「XR CREATIVE AWARD 2022」ファイナリスト作品を紹介します。
です。(※いずれも展示概要をそのまま掲載しています)
コンテンツエリア
MyDearest株式会社
『ディスクロニア: CA』
舞台は遥か未来、犯罪発生率0.001%の海上都市。あなたのミッションは、監察官ハル・サイオンとなり、”起こるはずのなかった殺人事件” の解決をすることです。
左手で触れた物の ”持ち主の記憶” にダイブする特殊能力を駆使しながら、謎に満ちた都市を探索し、事件の真相を解き明かしましょう。まるで映画の世界に入り込んだような体験と、壮大な物語が楽しめるVR捜査ゲームです。
株式会社CharacterBank / RUINSMAGUS~ルインズメイガス~
株式会社CharacterBankが開発・共同パブリッシングする、VR魔法アクションRPG『RUINSMAGUS~ルインズメイガス~』。
「行こう。僕たちの明日へ。」
舞台は街の中央に大きな遺跡が構える『遺跡都市グランアムニス』。
プレイヤーは新人魔法使いとして、研究機関エニグマの新人研究員アイリスと共に、遺跡に秘められた謎の解明を目指します。
ゆはらかずき
Quest2の作品Monadの出展
あまた株式会社
XR EXP ~あまたのXRソリューション~
ゲーム開発会社としての技術を生かして制作する高品位なXRコンテンツ。圧倒的なリアリティと仮想体験を提供します。実例としてVRトレーニングアプリとVRゲームを展示します。
展示内容1:エデュワードプレス社、麻布大学獣医学部高木哲教授と共同開発中の、獣医学部生向けの中型犬の気管挿管実習VRトレーニングアプリ
展示内容2:VRゲーム「オノゴロ物語」
株式会社Thirdverse
株式会社ThirdverseのUSスタジオから今冬リリース予定の新作マルチプレイVRタクティカルシューター『X8(エックスエイト)』および現在発売中のマルチプレイVR剣戟アクション『ALTAIR BREAKER(アルタイルブレイカー)』の試遊ブースを出展します。
VRゲーム企業への就職を希望する方への就職相談も可能です。
curiosity, inc. / ボリュメトリックビデオ・ARアプリ・音楽メタバース
2022年9月に発表したVR MusicVideoをヘッドセットでご体験いただくVRアトラクションの体験コーナーを中心に、アバターと旅するARアプリ「AVATAVI」・ LiDAR搭載iPhone1台でボリュメトリックビデオが撮影できるXRサービス「Rememory」・音楽とステージのメタバースサービス「BeatWave」等をご紹介いたします。
Beyond the Frame Festival
Beyond the Frame Festivalは、日本初のXRに特化した国際映画祭です。従来のフレームに囚われず、大胆に新たな挑戦を行うXR作品を紹介しています。今年度実施した第3回では、新宿の特設体験会場にて、著名な国際映画祭でノミネートされたXR作品を中心に20作品以上取り揃えました。本展示では、過去にBeyond the Frame Festivalで取り扱ったXR作品をご体験頂けます。
株式会社講談社VRラボ
講談社VRラボは今年で5周年を迎えました。制作したいくつかの作品の中から評価の高かった作品を展示いたします。また、unityエンジニアやCGデザイナーを募集しておりますので、ご興味のある方は気軽にお声がけください
IVRC(Interverse Virtual Reality Challenge)エリア
チームメロン(IVRC選出作品)
本企画のテーマはエコロケーションを体験することである.エコロケーション(反響定位)は通常,イルカやコウモリが超音波の反響を使って周囲の物体の位置や大きさを把握することだが,極稀な例として人間でも目が不自由であることを補うために舌打ちの音によって周囲の状況を把握する能力を身に着けた人がいる.本企画では舌打ちに着目し音の反響をVR内で視覚化することで,誰でもエコロケーションを疑似体験することができる.
テンアゲ!(IVRC選出作品)
本企画は,自身の手を油に入れて揚げものにした料理「手んぷら」を作る非現実体験を提供する.ユーザは HMD を通して,揚げていくにつれ自身の手が次第にきつね色へと変化していく映像が提示される.それに合わせて,触覚刺激を提示し,手が油の中で揚げられている感覚を疑似的に表現する.これらの複数の感覚刺激を駆使することで現実では体験が難しい,自身の手を高温の油に入れて揚げる,全く新しい体験ができるだろう.
Mechanical Brain Hacking(IVRC選出作品)
生体の脳は侵しがたく、活動を観察し難く、それゆえに神秘性を持つ。では、機械の脳ならば?当作品は、手足の動作が狂ったロボットとなり、自らの脳を開いて脳内回路を修理し、身体システムをリアルタイムに修復・改変する体験を提供する。ロボット脳内の「意識モジュール」から四肢へ伸びる回路を繋ぎ直すことにより、四肢の操作を獲得する。また、回路を繋ぎ間違えた時には、現実と異なった形で四肢が動作するようになる。
壁歩き体験~ヤモリになろう!~(IVRC選出作品)
地球上のすべてのものは地球から重力を受けており、人間は自力で壁をよじ登ったり天井を這ったりすることは不可能です。しかし、人間以外の生物でこれらが可能であるものも多くいます。壁をよじ登りたい、天井を這いたい、普段何気なく目にしている壁や天井をいつもとは違った視点で眺めてみたい、という思いでこの作品を制作しました。ヤモリになりきることにより、壁をよじ登ったり天井を這ったりという非日常を体験できます。
XR CREATIVE AWARD 2022
XR Kaigiオフラインの会場では、「XR CREATIVE AWARD 2022」ファイナリスト13作品を体験できます。
【法人部門】
・中島優人『じぶんランウェイ』
・山本大『BLOCKVROCK』
・桟義雄『THE ISS METAVERSE』
・あまた株式会社『オノゴロ物語 ~The Tale of Onogoro~』
・クロカワマサヒロ(バッカム株式会社)『沖縄本土復帰50周年 知る32軍壕 | 沖縄タイムス+プラス』
【個人部門】
・末吉巧弥『Extended phantom sense (XR感覚)が外科手術の暗黙知を解消する:3D内視鏡XR-HMD システムによる力覚ロボット手術の考察』
・天雲 陽『XRクラブイベント「シュッとしとるヤツ」』
・亀岡嵩幸『バーチャル学会』
【学生部門】
・今谷真太郎『ARコミック「壁」』
・JIALIANG LIU『記憶のトポスⅡ 幻化』
・鈴木慎吾『自己とタコ』
・今井健人『XRAYHEAD』
・林裕人『Real World Metaverse』
※敬称略、順不同。各作品の詳細はこちらから確認できます。
「XR Kaigi 2022」イベント概要
「XR Kaigi」は、「つながり、共有し、高め合う」を目的として開催されてきたXRカンファレンスです。XRという新たな領域に挑戦する開発者・クリエイター同士がコミュニケーションをとり、ノウハウを共有し、そして来るべき未来に向けて、業界全体で盛り上がるイベントを目指し、2019年より様々な方式で開催してきました。
2022年は「Create Everything(なんでもつくろう)」というキャッチコピーを掲げ、昨年のオンライン・オフライン“ハイブリッド型”方式を継承し、今年はBtoB向けの体験型展示会「Meet XR」と合同開催し、オフラインのフロア面積を大幅に拡張しての開催となります。参加チケットの購入は公式サイトより可能です。
日時 |
XR Kaigi Online:2022年12月14日(水)、15日(木)、16日(金) |
開催場所 |
XR Kaigi Online:XR Kaigi 公式サイト |
チケット |
XR Kaigi Onlineチケット:4,400円(税込) |
公式サイト |
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主催 |
株式会社Mogura |
公式SNS |
・Twitter https://twitter.com/XRKaigi |