HumanEyes Technologiesは、ラスベガスで開催されていたCES 2018にて、VRカメラ「Vuze」のプロ・クリエイター向け上位モデル「The Vuze+ VR Camera」を発売することを発表しました。
立体視可能なVR用の360度カメラ
同社は2017年3月に視差のある立体的な360度画像の撮影ができるVRカメラ「Vuze」を発売。Vuzeは8つのフルHDカメラを利用することで実現した3次元の奥行きが特徴です。早くも上位モデルの登場となります。Vuzeと同じく、4Kの360度VR動画を撮影可能です。
編集機能を大幅バージョンアップ
今回のVuze+は前回モデルVuzeの発売から1年も立たない中での発表となりました。Vuze+の特徴はプロ・クリエイター向けの充実した編集機能とのことで、VRコンテンツの撮影、編集、共有に必要な一連のツールを搭載しています。
また編集機能の他にも、防水機能や音声キャプチャー機能も強化が行われており、ライブ放送機能を199ドルで追加することもできます。
さらに同社はVRコンテンツをホスティングや共有、ストリーミングするための新しいプラットフォーム『Humaneyes Zone』も公開しました。これは単純なハイパーリンクを介して誰でもVRコンテンツをホスト、ストリーミング、共有することを可能にしています。 「このサイトでは、技術知識やプログラミング知識がなくても、VRコンテンツを簡単かつ迅速に作成することができます」と説明しており、VRの普及を強力にサポートします。
新モデルは1,199ドル
Humaneyes TechnologiesのCEO、Shahar Bin-Nun氏は「VRカメラ市場は着実に成長していますが、ユーザーが真のVRを撮影できるカメラの選択肢はまだわずかしかありません」とコメントを発表し、同社の提供するカメラの性能の高さに付いて自信を覗かせています。新モデルは動画編集のプロやクリエーターに向けて1,199ドル(約14万円)で発売予定。発売時期は未定です。
(公式ページ)
https://vuze.camera/
(Humaneyes Zone)
https://vuze.camera/humaneyes-zone/
(参考)
Humaneyes Technologies Reveals The Vuze+ VR Camera At CES 2018 – VRFocus https://www.vrfocus.com/2018/01/humaneyes-technologies-reveals-the-vuze-vr-camera-at-ces-2018/
Mogura VRはVRFocusのパートナーメディアです。