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ゲーム・アプリ 2021.02.07

今週の気になるVRゲームニュースまとめ(1月31日~2月6日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今週は2021年1月31日~2月6日の関連ニュースが対象です。

目次

1. PS Plus、2021年2月のフリープレイに「アッシュと魔法の筆」が登場
2. VRパルクール「STRIDE」PSVR版は2021年後半に発売予定
3. VR武術アクション「水滸伝―醉鉄拳VR」早期アクセス版が発売
4. 四面楚歌ゾンビFPS「Propagation VR」協力プレイ追加DLC登場
5. VR幼馴染捜索ADV「Vanishing Grace」Quest向けに2月発売

PS Plus、2021年2月のフリープレイに「アッシュと魔法の筆」が登場

PlayStation Plus(PS Plus)加入者限定サービス「フリープレイ」の限定配信コンテンツとして「アッシュと魔法の筆」が登場しました。PS Plus会員であれば2021年2月2日(火)~3月1日(月)の期間中、本作を無料でダウンロードできます。

「アッシュと魔法の筆」は少年アッシュが不思議な生き物「かいぶつ」と共に、水質汚染が原因で廃れた港町「デンスカ」に活気を取り戻すため奮闘していく物語を描いたアクションアドベンチャーゲーム。「魔法の筆」を用いて壁に様々な絵を描き、時には「かいぶつ」を召還させるなりして、明かりや彩りを復活させ、街に染み付いた闇を払っていきます。

アッシュの活躍を描く本編に加えて、「ポタリと不思議なキャンバス」、「VRフリーペイントモード」なる2つのVR専用モードを収録。こちらをプレイする際にはPlayStation Moveモーションコントローラ2本が必須となります。(※本編はVR非対応です)

(参考)PlayStation Blog

VRパルクール「STRIDE」PSVR版は2021年後半に発売予定

Steamで早期アクセス版が発売中のVRパルクールゲーム「STRIDE」のPlayStation VR(PSVR)版が、2021年後半に発売されることが発表されました。併せてYouTubeではアナウンストレイラーが公開されています。

「STRIDE」は高層ビルの屋上、隙間などを華麗に飛び越え、銃撃してくる敵を撃退しながら進むVRパルクールゲーム。2008年にPlayStation 3、Xbox 360で発売された1人称視点のアクションゲーム「ミラーズエッジ」に多大な影響を受けたタイトルです。

当初、製品版として発売予定だったのが、本編「ストーリーモード」の開発が遅れている都合から、早期アクセス版として発売。2つのフェーズに分かれたアップデートを実施し、製品版発売を目指す形になりました。「ストーリーモード」は2021年第3四半期の実装を予定しているため、PSVR版の発売はそれ以降になるとのこと。少なくとも3月末に出ることはないと、開発のJoyWayも明言しています。また、PSVR版以外にOculus Quest/Quest2向けへの発売も検討されていますが、こちらに関してはさらに後になる模様です。

(参考)VRFocus

VR武術アクション「水滸伝―醉鉄拳VR」早期アクセス版が発売

2021年2月1日より、Steamで「水滸伝―醉鉄拳VR(Outlaws VR)」の早期アクセス版が販売開始となりました。価格は税込2,050円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift(Rift S)。日本語には未対応です。

「水滸伝―醉鉄拳VR」は中国の四大古典小説として名高い「水滸伝」を基に開発されたVR武術アクションゲーム。プレイヤーは襲い来る敵との熾烈な肉弾戦を繰り広げ、宋の王朝時代(960年~1279年)の生活を追体験していきます。

棍棒に弓矢などの武器と拳を併用しながら敵を迎え撃つ戦闘スタイル、一撃必殺の爽快感を味わえる「怒り」システム、直感的な操作系などの本格的かつ、VRデバイスに最適化された設計が特徴。史実を元に緻密に再現された世界観、遠近感を巧みに活かしたVR酔い対策などの興味深い試みも満載です。

早期アクセス期間は2020年内を予定。今後、アップデートで「水滸伝」の英雄たちのさらなる追加、マルチプレイ機能の搭載も行われるほか、Oculus Quest/Quest2での発売も計画されているとのことです。

(参考)Steam

四面楚歌ゾンビFPS「Propagation VR」協力プレイ追加DLC登場

Steamで無料配信中のVRゾンビシューター「Propagation VR」に協力プレイを追加する有料ダウンロードコンテンツ(DLC)の販売が2021年2月5日より開始となりました。価格は税込1,010円。2月16日午前3時頃まではスペシャルプロモーションとして、15%割引の税込858円で販売されます。また、今回のDLCを紹介するトレイラーもYouTubeで公開中です。

フランス・リヨンに拠点を置くWanadevStudio開発の「Propagation VR」は、サバイバルホラーにウェーブシューター(防衛ゲーム)の要素をミックスさせたVRゾンビシューター。プレイヤーはゾンビと怪物の大群によって廃墟と化した地下鉄の駅へと追い詰められた主人公になり、彼らを撃退しながら生き延びることを目指します。

多勢に無勢と四面楚歌の二重苦が続く戦闘、総プレイ時間30分の短さを感じさせない絶望に次ぐ絶望の大盤振る舞いが最大の特色です。難易度も簡単なものから手ごわいものまで4種類を用意。気軽にゾンビを撃ち倒し、時に殴り倒す快感を味わい尽くすことに徹する、お手軽プレイにも対応しています。

(参考)UploadVRSteamコミュニティ

VR幼馴染捜索ADV「Vanishing Grace」Quest向けに2月発売

VRパズルゲーム「Vanishing Grace」が2021年2月11日(日本時間:2月12日)に発売されることが発表されました。対応ヘッドセットはOculus Quest/Quest2。Oculus Storeのストアページ記載の情報によれば、日本語にも対応。

「Vanishing Grace」は、太陽風で生活が一変した近未来の地球を舞台としたストーリー性強めのVRパズルゲーム。プレイヤーは主人公で公務員のジョエルとなり、船だけを残して失踪した幼馴染のグレースを捜し出すため、その足取りを追っていきます。

制御盤に触れたり、時に故障した箇所の修理を行いながら船を制御・操縦する独特なゲームプレイ、特殊なブーメランを駆使してエネルギーを集めるアクション要素、そして失踪したグレースとジョエルの関係に迫るドラマティックなストーリーが特色。

開発のMonte Perdido Studioによれば、Quest以外にも今後、Oculus Rift(Rift S)、PlayStation VR(PSVR)への発売も検討中とのことです。

(参考)UploadVROculus Store


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