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テック 2017.09.13

現実よりも捗る?VRを使ったフィットネス

韓国の電子機器メーカーであるサムスンは、サンフランシスコで開催されたカンファレンスイベント、Mobile World Congress Americasで、サムスンの技術をさまざまな利用方法を公開しました。その中に、VRをフィットネスセンターに持ち込む例を紹介しています。

VRフィットネス・デバイスであるバイク型コントローラー『VirZOOM』をフィットネスセンターに持ち込むことで、ジムの利用者はVRヘッドセットGear VRを通じてトレーニングが可能です。VRとフィットネスは相性がいいと考えられており、スマートフォンを使うモバイルVRデバイスでもフィットネスの利用が進みそうです。


『VirZOOM』はユーザーのペダル速度に応じてコンテンツ体験を行うことができるため、より没入したVR体験でのフィットネスを行うことができます。

サムスンアメリカのモバイル製品マーケティング担当 副社長であるエリック・マッカーティ氏は、「パートナーとのコラボレーションによる驚異的な革新を目の当たりにしている」と述べています。

国内でも広がるVRフィットネス

国内でもVRフィットネスクラブを取り入れつつあります。
2017年6月12日にオープンした秋葉原のアイ・カフェAKIBA PLACE店「VRデキル!!BOX」では、VRフィットネスマシン『ICAROS(イカロス)』が設置されています。

こちらは装置に体重をかけてVR内で行きたい方向に移動するようなゲーム形式になっており、全身を使うためかなりの運動量になるとのことです。使用しているVRヘッドセットはGear VRです。

サイクル & スタジオ アール 渋谷」は日本初上陸のVRを用いた新感覚のサイクルプログラム「THE TRIP」を導入した新感覚ワークアウトスタジオとなっており、ヘッドマウントディスプレイをつけずにスクリーンに映し出された映像を見ながら複数人でサイクリングする形になっています。

単調な運動を楽しくできるという点においてVRはマッチしているので、今後も様々なVRとフィットネスの組み合わせが期待できます。

(参考)
Samsung partners roll out VR for fitness, wearable solutions for work
http://www.zdnet.com/article/samsung-partners-roll-out-vr-for-fitness-wearable-solutions-for-work/


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