11月も終わりを告げ、2018年最後の月となりました。11月第5週も、引き続き次世代VRデバイスに関する情報が複数報じられています。とりわけ注目を集めているのはValveの新型VRハンドコントローラー「Knuckles」の開発版体験レポートです。手の形を正確に再現する機能と扱いやすさから、VRユーザーからの期待が高まっています。
また、Oculusから発売された一体型VRヘッドセット「Oculus Go」が通信販売サイト「Amazon」で正規販売されることが発表されました。これによって入手がしやすくなり、一般層への浸透が広がるものと見られます。
本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。
ジャパンディスプレイがVRヘッドセットを発表、VR向け液晶を搭載し12月発売
液晶ディスプレイの開発や展開を行う株式会社ジャパンディスプレイ（JDI）は、VR用の液晶ディスプレイを搭載したVRヘッドセット「VRM-100」の販売を発表しました。予約開始日は12月3日、製品は12月中旬以降に発送予定です。価格は現状公開されておらず、同社によれば予約受付開始時の問い合わせ（見積もり依頼）に対して答えていく予定とのことです。
Mogura VRでは事前に本デバイスを特別にレビュー。ジャパンディスプレイのVR向け高解像度液晶を搭載したVRデバイス、その全貌に迫ります。
5本の指を認識する「Knuckles」はVRに福音をもたらすか？ 開発者版体験レポ
Valveの新型VRハンドコントローラー「Knuckles」。5本の指の動きを検知・VRに反映できるシステムになっており、開発者のみならず一般ユーザーからの注目度も高いデバイスです。Mogura VRでは今回、「Knuckles」の開発者版「Knuckles EV3」を特別に体験する機会に恵まれましたので、その使い勝手をレポートします。
Amazonで「Oculus Go」の国内正規品が販売開始
Oculusから発売された一体型VRヘッドセット「Oculus Go」の、Amazonにおける国内正規品の取り扱いが12月15日より開始されます。コンシューマー版のみの発売となり、価格は32GBモデルが22,464円、64GBモデルが28,944円です。
これまで日本国内でのOculus Goの正規品取り扱いはOculus公式ストアでのみ販売されていましたが、今後はAmazonからも購入できるようになります（公式ストア以外の正規品を取り扱うオンラインストアはAmazonのみとのこと）。
また、OculusのPC向けVRヘッドセット「Oculus Rift」も、Amazonでの国内向け取り扱いが発表されました。
VTuberの年越しイベント「Count0」の出演者第二弾が発表！ 「A.I.Channel」で配信決定
株式会社カヤックは12月31日に開催する、VTuber（バーチャルユーチューバー）による年越しVR歌合戦イベント「Count0（カウントゼロ）」出演者の第二弾を発表をしました。同イベントはVR空間「VR SPARC」および全国14劇場のイオンシネマ映画館（ライブビューイング）にて開催、また、VTuber「キズナアイ」のYouTubeチャンネル「A.I.Channel」にて配信が予定されています。
