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活用事例 2017.08.08

コニカミノルタのVR体験施設 VR用大型チェアを全94席採用

コニカミノルタプラネタリウム株式会社が展開する集団体験型VR「コニカミノルタVirtuaLink」では、株式会社UPQ(アップ・キュー)がVR向けに開発した専用大型チェアが全座席に採用されています。タマゴ型の本チェアは、UPQ製品「Q-home ISUシリーズ」をベースに共同開発されたとのことです。

導入座席数は、6月26日よりオープンの「東京スカイツリータウン」に24席、7月24日よりオープンの「ダイバーシティ東京 プラザ」に70席と合計94席です。今回導入されたチェアの詳細などは記載されていませんが、UPQ公式ページ上の「Q-home ISU2」の価格は83,000円(税抜)となっています。


左)ダイバーシティ東京 プラザ「コニカミノルタ VirtuaLink」館内
右)東京スカイツリータウン「コニカミノルタ VirtuaLink」館内

今回採用された専用大型チェアは、UPQ製品「Q-home ISUシリーズ」をベースに、VirtuaLinkでのVR体験をより快適に楽しめるよう共同開発されました。

通常、VR体験はVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)を被ってコンテンツ体験を行いますが、今回導入されたVR向け大型チェアのようなイスや、もしくは特殊な効果を再現するライドマシンと併用することで「より快適・リッチなVR体験を行う」という事例も増えています。

株式会社しのびや.comの展開する「SIMVR」やコーエーテクモウェーブの「VRセンス」は、通常のイスではなく動きや振動・香りなどの特殊効果も再現できるVRライドマシンです。こういった、より深いVR体験を行うための設備に関連するビジネス機会も今後、増えてくるかもしれません。

360度のバーチャル空間を集団体験「VirtuaLink」

本チェアが導入されたVirtuaLinkに関しても紹介します。VR空間を複数人で共有できる集団体験型VR施設です。本施設では、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントが展開するPlayStation VRを装着して体験を行います。


第1弾コンテンツ「ワンダーポッド」では、2人乗りの宇宙船に乗って宇宙空間で発生するミッションを体験者全員で協力しあってクリアしていくという内容となっています。操作は、目線で行うといったシンプルなアクションなため難しいテクニックを必要としません。
Mogura VRでは、VirtuaLink ワンダーポッドの体験レポートを記載しています。
 
VR体験施設はこの他にも、新宿の「VR ZONE」、渋谷の「VR PARK TOKYO」、秋葉原の「SEGA VR AREA AKIHABARA」といった都内でVRに触れる機会は昨今増えてきています。

VirtuaLink施設の概要

コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン

住所

東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード5階
東京都墨田区押上1-1-2

アクセス

・東武スカイツリーライン/東京メトロ半蔵門線/都営浅草線/京成押上線 押上駅
・東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅

営業時間

10:00から21:00(各回約30分)

チケット

1,500円/1名

対象年齢

12歳以上

コニカミノルタ VirtuaLink in ダイバーシティ東京 プラザ

住所

ダイバーシティ東京 プラザ2F
東京都江東区青海1-1-10

アクセス

・ゆりかもめ 台場駅より 徒歩5分
・りんかい線 東京テレポート駅 B出口より 徒歩3分

営業時間

10:00から21:00(各回約30分)

チケット

1,500円/1名

対象年齢

12歳以上

オンラインチケット予約
(14日前より予約可能)

http://virtualink-dct.resv.jp/

(参考)
UPQ公式サイト ニュース
https://upq.me/jp/news/20170803/


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