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業界動向 2018.11.13

販売員もバーチャルに、双方向の販売体験を提供するサービス

売場支援事業を行う株式会社アドパックは、バーチャルプロショッパーコミュニケーションズ(VPC)と協業し、バーチャルキャラクターを活用した「バーチャルプロショッパー・ソリューション」の提供を2019年1月から開始します。

「バーチャルプロショッパー・ソリューション」はVTuber(バーチャルYouTuber)を起用し、トーク力と販売スキルを兼ね備えた「バーチャルプロショッパー」をプロデュース。リアル店舗や無人店舗、イベント会場、オンラインのライブ配信で、商品ブランディングやプロモーションを行います。

アドパックは40年にわたり売場支援事業をしてきたノウハウを持ち、協業先のVPCは買い物からバーチャル活用シーンの拡大をするプロジェクトを推進しています。両社は「モノ消費からコト消費へシフトしていく生活者の購入スタイルに向けてイノベーションを起こす」としています。

本サービスでは、キャラクターがリアルタイムで見ている人と会話できるなど、双方向のユーザー体験により「バーチャルでありながら、ヒューマンの魂を持ったコミュニケーション」を可能にするとのことです。

VPCはバーチャルプロショッパーである「バーチャルプロショッパーりあ」を運営しており、今回の協業では販売スキルを持つ人材の派遣・育成・アバター化の支援と、現場向けに最適化されたVTuber生成システム「Vishop(ビショップ・仮)」を提供します。バーチャルプロショッパー・ソリューションは人材発掘から現場展開まで提供することが可能となります。

https://www.youtube.com/watch?v=FhEJPD9mHwQ

(バーチャルプロショッパーりあ)

本サービスの活用シーンとしては、、メーカー商品やプライベートブランド商品の対面販売(ブランディング)、無人店舗での接客サービスやフードコートでのプロモーションなどが挙げられています。

両社はバーチャルプロショッパーの開発・育成の支援サービスを提供するとともに、販売促進や様々な業界でのコミュニケーション手法として活用し、2018年の年末よりテスト展開を実装、2019年からの本格実用化を目指す予定です。

(参考)株式会社アドパック プレスリリース


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