VRライブサービス「VARK」運営の株式会社VARKは、全株式の譲渡により2025年3月に買収が完了したことを発表しました。買収先企業の名称や取引条件は、当事者間の合意により非公開とされています。同社は新たな経営体制のもとで事業を継続していくとしています。
VARKは2017年に設立され、2018年からエンタメ分野に特化したVRライブプラットフォームの提供を開始しました。当初はVRヘッドセット「Oculus Go」向けにサービスを展開し、後にMeta Questシリーズやスマートフォンにも対応範囲を広げてきました。
VTuberを中心としたバーチャルライブに強みを持ち、「ホロライブ」所属のVTuberによる「Cinderella switch」シリーズや「にじさんじ」、「ご注文はうさぎですか?」「KING OF PRISM」などの作品とコラボしたライブイベントも開催してきました。アーティストが観客の隣に座る演出など、没入感のある体験が特徴でした。なお、同社のVRライブサービス「VARK」は2024年3月4日に終了しています。
同じく、VARKが提供していたVTuber向けのショート動画作成サービス「VARK SHORTS」の無料版も2024年9月30日をもってサービスを終了しました。VARK SHORTSは、あらかじめ用意されたテンプレートを選び、VRM形式の3Dモデルを読み込むとショート動画を制作できるサービスです。サービス終了後は、フルHD動画の作成などが可能な買い切り型の「VARK SHORTS Premium」へと移行することが明らかになっています。
代表取締役社長の加藤卓也氏は今回の発表に際し、創業以来の支援への感謝とともに、同氏が代表取締役CEOを退任することを明かしました。今後は新経営陣のもとで、新サービスの開発やコンサルティング事業に取り組むとしています。また、社名や事業の方向性が変わっても「VRで挑戦を続けたVARKを記憶にとどめてほしい」と述べています。
(参考)プレスリリース
