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MoguraVR

2018.01.17

一面に広がる美しい紅葉と河口湖、『登嶋健太の360°たび日記』第5回

こんにちは。【福祉×VR】の活動をしている登嶋健太です。【福祉×VR】という活動は、外出困難が理由で内向的になってしまった高齢者に対して、外に目を向けてもらうキッカケを作りたいと思い始めました。2014年からお年寄りの“思い出の場所”に国内や世界28カ国の360度撮影へ行き、VR世界旅行のワークショップを介護施設で開催しています。

この時期、空気が澄んでいると都内からも富士山が見ることができます。介護施設の送迎業務をしていると、富士山が見れることを楽しみにしているお年寄りは少なくありません。

というわけで、今回はお年寄りを元気にする富士山VRコンテンツを作るため、河口湖へ全天球撮影に行ってきました!

スマートフォンアプリの“ハコスコ”をダウンロードしていればブラウザよりも没入感のあるVR体験ができます。ダウンロードしている方はこちらをクリックしてください。

※ハコスコアプリ(iOS / Android

撮影をしたのは11月です。この時期は「富士河口湖紅葉祭り」が開催されていて、多くの観光客で賑わっていました。

綺麗な紅葉が見れる人気スポット「もみじ回廊」から撮影スタートしました。

今回の撮影で使った全天球カメラはInsta360 ONEです。6軸センサーにより手ぶれが補正がされるため、歩きながらでも安定した撮影ができます。また自動で自撮り棒を消す処理が施されます。

今回はこのようにカメラを自動棒に付けて、担ぐようにして全天球撮影をしました。

Insta360 ONEはiPhoneのライトニング端子に接続して使用するのが通常ですが、カメラ単独使用やBluetoothでのリモート撮影も可能です。ただし今回はマニュアル設定の調整を確認するため、iPhoneに直挿しして撮影しました。

ひときわ大きな紅葉の木では、ペットと記念撮影している人がいます。通りすがりの外国人観光客は犬と目が合ったようで、その可愛らしさに心を奪われていました。

もみじ回廊の他にも、湖畔遊歩道や県道沿いには綺麗な紅葉が立ち並んでいます。

車だと通り過ぎてしまいがちですが、周遊バスや自転車で移動して自分だけの紅葉スポットを探すのもオススメです。

次に到着したのは、河口湖大橋という全長500mの橋です。河口湖大橋は富士五湖の中で唯一の湖上に掛かる橋梁で、富士山を遮るものは何もなく、富士山を一望することができます。

ここは「日本の道100選」に選ばれていますが、地域の通勤・通学など重要な生活道路の役割も果たしているそうです。

河口湖大橋を渡り湖畔にある大池公園に着きました。湖畔を散歩できる歩道を撮影しました。河口湖の向こうには富士山が見えます。富士山の雪に夕日が反射して赤く染まり、公園の紅葉と相まってとても綺麗なスポットになります。

三脚を使って撮影をしたのですが、夕方になると一層風が強くなり、三脚が倒れないか心配になりました。カメラは風に煽られないよう必要以上に高くセッティングしないようにしました。

すっかりと日が暮れて、再び「もみじ回廊」に戻ってきました。

「富士河口湖紅葉祭り」期間中は日没から22時まで紅葉がライトアップされて、日中とは違った雰囲気を楽しむことができます。

数日後、千葉県にある介護施設でVR体験ワークショップを実施しました。みなさんVR体験をするのは初めてで、ワークショップはハコスコを組み立てる作業からスタートしました。

完成したハコスコで、私がこれまでに制作したVRコンテンツを選んでいただき、VR体験をしてもらいました。上の写真にある通り、スペイン、フランス、イギリス、アメリカの海外の観光地、日本国内の観光地を撮影したVRコンテンツです。

その中でも「富士河口湖紅葉祭り」は大変好評でした。体験者の中には、「もう一度、富士山を見たい」と何度もおっしゃり、予定していたワークショップの時間をオーバーしてしまうお年寄りの方もいらっしゃいました。

全天球カメラは

私は全天球カメラの中でもInsta360 ONEは誰でも簡単に使えるカメラだと思っていて、全天球撮影をしたことない方にカメラモニターをしていただいています。

1ヶ月が経過してモニターの方々とディスカッションしたところ、「360度撮れることは素晴らしいけど、使いどころがわからない」という声や、長年にわたりカメラが趣味の方からは「創造的な表現ができない」という意見がありました。

このような理由で全天球カメラを使わなくなった人もいるのではないでしょうか?

その後、3ヶ月目になる現在では、モニターの方々は「自由編集」をメインに使用しています。360度カメラは記録装置として使って、後から「自由編集」機能で自身の創造性を反映した2D動画をつくりSNSにアップしています。これらの映像処理はPCを使うことなくスマホアプリで全てができることも好評です。

Insta360 ONEは非常に活用の幅が広く、さまざまなシチュエーションに対応できる全天球カメラなのでオススメです。

次回のコラムは「日本の冬」をテーマにお届けできればと考えています。

それではまた、よろしくお願いします!

この記事を書いた人

登嶋 健太

高齢者施設で介護予防プログラムにVRを活用しています。
「元気になって〇〇へ行きたい!」クラウドファンディングで資金を募り、お年寄り100名以上の希望の地へ。国内や世界28ヵ国50都市で360度撮影を実施。パーソナルなVRコンテンツを制作しています。

VRによるメンタルサポートがリハビリ成果に繋がると考えてます。

-メディア出演-
NHK:おはよう日本・ バリバラ
フジテレビ:とくダネ!
読売新聞など

-受賞歴-
平成29年度 総務省 異能(Inno)vation ジェネレションアワード部門 特別賞
中野区産業振興推進機構開催 第3回 Business Digging Festival「VRを使った身近なアイデアコンテスト」 試作開発部門 ゴールド賞

-学会発表-
第21回 日本バーチャルリアリティ学会
第31回 人工知能学会全国大会

HP:https://www.ittaki.com/
Twitter:https://twitter.com/KentaToshima

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