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業界動向 2022.05.30

tooz technologiesが「度入りのスマートグラス」発表、AWE2022で実機展示へ

スマートグラス向けのレンズ開発などを手掛けるtooz technologiesが、スマートグラス「tooz ESSNZ Berlin」のリファレンスモデルを発表しました。眼科用のウェアラブルデバイスとして、視力矯正用の度入りレンズを採用。レンズ上への情報表示や音声アシスタントといった機能が利用できます。

度入りで情報表示が可能。色は緑一色

「tooz ESSNZ Berlin」では湾曲した眼科用レンズを採用しており、従来のメガネ同様、視力矯正の役割も果たします。スマートフォンとBluetoothで接続することで、様々な情報を視界の端のほうに表示することが可能です。情報表示には緑色単色のマイクロLEDを採用しており、解像度は480×680、ディスプレイの視野角は15度です。

レンズ自体も自由に交換可能で、視力に合わせて換装したり、ファッションを意識したカラーレンズに変えるといったことも可能。フレーム自体にマイクとスピーカーが内蔵されており、音声アシスタントの使用や通話、音楽を聴くといったことも可能です。バッテリーの稼働時間は通常8時間、エコモードで12時間、スタンバイモードでは24時間持続します。

なお今回発表されたのはリファレンスモデルであり、実機は6月1日から開催される「AWE USA 2022」にて展示される予定です。

(参考)tooz technologies


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