VR/ARソフトウェアの開発などを手がける株式会社Synamonは、欧州系コンサルティングファームの日本法人である株式会社ローランド・ベルガーが新たな価値創造の仕組みとして創設した「凄腕バンク」に、第1弾企業として選出されました。採択を通じて、エンタープライズ向けVRの持つ価値やその可能性をより多くの企業に届けることができるよう、取り組みを継続するとしています。
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「凄腕バンク」とは
「凄腕バンク」は、ローランド・ベルガーが2016年より進めている”和ノベーション”という日本型のオープンイノベーションを加速させるための、新たな価値創造の仕組みです。主に、尖った技術やユニークな技を持つ日本のスタートアップが対象となっています。ローランド・ベルガーが流通機能を担い、スタートアップが持つ価値の社会実装を加速するのが目的です。
Synamonはビジネス向けVRに関する技術力の高さと実績が評価され、「凄腕バンク」における第1弾の企業として採択されました。
【ローランド・ベルガーの「凄腕バンク」に第1弾企業として参画!】
弊社が持つエンタープライズ向けのVR技術と、ローランド・ベルガーが保有する流通機能やコンサルティングの経験を組み合わせることで、VRの価値をより多くの日本企業に届ける取り組みを進めてまいります。https://t.co/kjxv976ZZY— Synamon (@Synamon_jp) 2018年6月26日
第1弾としてはSynamonnのほかCMF(Color Material Finish)デザインを手掛ける株式会社FEEL GOOD CREATIONが選出されました。ローランド・ベルガーは「凄腕バンク」のスタートアップを順次増やし、年内には10社程度を選出する予定です。
様々な日本企業に価値を提供していく
Synamonは、VR空間構築ソリューション「NEUTRANS」の開発、提供を行っています。マルチデバイスに対応しており、オンライン接続で複数のユーザーが同時に利用できます。これらのシステムを活かした主な用途として、遠隔地のメンバーと会議ができる「VR会議室」や、コンテンツや3Dモデルを設置しての「VRショールーム」としての使用が挙げられます。
なお、ビジネス向け新サービス「NEUTRANS BIZ」のデモは、6月以降、ローランド・ベルガーのデジタルルームにて体験可能です。
今後はSynamonが持つエンタープライズ向けのVR技術と、ローランド・ベルガーが保有する流通機能やコンサルティングの経験を組み合わせていきます。そして、ローランド・ベルガーのクライアントに留まらず、様々な日本企業に新たな価値を届けることを共に目指すとしています。