VR/AR開発を手掛ける株式会社Synamonは、約2億5,000万円の資金調達を実施しました。今回の調達資金は、研究開発費や人材採用にあてられます。
資金調達と併せ、自動翻訳の開発で知られる株式会社ロゼッタと資本業務提携を実施。世界のどこからでもアクセスできるオフィスや海外旅行、ビジネスイベントのためのVRシステム開発を目指します。
この調達は三井住友海上キャピタル株式会社、KDDI株式会社設立の「KDDI Open Innovation Fund 3号」、株式会社ロゼッタ、三井不動産株式会社設立のCVCファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1号」を引受先とした第三者割当増資によるものです。
複数人がコミュニケーションを共有できるVRサービスを開発
Synamonの「NEUTRANS BIZ」は、複数人が同時にクラウド上のVR空間に接続し、物体や空間のビジュアルデータを共有しながらコミュニケーションを行えるサービスです。会議や研修、イベント・展示会、ショールームなどに活用することができます。
今回の調達に際し、SynamonのCDO・西口雅幸氏は、今後の「NEUTRANS BIZ」の事業展開について、「各業界の専門知識を持つ企業とパートナーシップを組み、各業界の具体的なニーズや要望を満たすバーチャル体験を提供する“バーチャルビジネスプラットフォーム”への進化を目指し、バーチャルオフィスやカンファレンスに最適な空間構築に取り組んで参ります」とコメントしました。