Mozillaの一体型VRヘッドセット向けブラウザ「Firefox Reality」が、2019年夏にSteamVRに対応した状態で、Steamで配信開始されることが決定しました。今回の決定により「Firefox Reality」は、Oculus RiftやHTC VIVE「Index」といった、SteamVRに対応したPC向けVRヘッドセットでも使用可能となります。
日本語にも対応
「Firefox Reality」は2018年9月にOculus Go向けにリリースされた、2Dのウェブページ、VRコンテンツの両方をブラウジング出来るブラウザです。通常のブラウザ機能に加えてシアター閲覧機能などが実装されており、2018年12月には日本語にも対応しました。
Firefox Reality以外の取り組みも
Mozillaは、「Firefox Reality」以外にもVRに関連する様々な取り組みを行っています。2015年にはオープンソースのWebVR開発用のライブラリ「A-Frame」をリリース。同アプリは、HTMLマークアップでVRアプリを作ることができる物で、リリースから約4年が経過した2019年現在も開発が続けられています。
また2019年2月には、MozillaはGlitchと共同で「A-Frame」を活用して制作されたWebVR開発用のスターターキットを公開しました。
(参考)Engadget