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開発 2022.04.29

「Spark AR Studio」がアップデート。オーディオや深度に対応したエフェクトが制作可能に

MetaのARエフェクト制作ツール「Spark AR Studio」がバージョン136へアップデートされました。オクルージョンやオーディオ機能が追加・改善されています。

大きく分けて3つの機能が改善・追加。エフェクトの幅広がる

「Spark AR Studio」は、FacebookやInstagram向けのARエフェクトを制作できるツール。最新バージョンでは、以下のような機能が改善・追加されています。

オーディオ機能の改善

オーディオソースをブレンドしてオーディオエフェクトを作成することがより簡単になりました。例えばダンスや歌に合わせて、音楽の波形が動くようなエフェクトを簡単に作成できます。また6つの新しいパッチやエフェクトの新たなテンプレートも追加されるとのことです。

デプスマップ機能の追加

デプスマッピング機能「Camera Depth Texture」が追加されました。この機能を用いることで、スマートフォンのカメラに映った物体の距離を検出が可能に。ポストプロセスやライティングといった、物体との距離に対応したエフェクトを作成できます。

オクルージョン機能の簡易化

オクルージョン機能の設定が簡略化され、クリエイターが利用しやすくなるアップデートが行われました。本機能では、仮想オブジェクトを他のオブジェクトで部分的に隠したり、ユーザーの視野から完全に隠すといったことが可能となります。深度マッピングと併用することで、エフェクトの一部が現実世界の物体の裏側に隠れるといった、より現実に溶け込むようなエフェクトを作成することが可能となります。

(参考)Spark AR


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