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ワールドモデル 2026.05.03

SpAItial AI、画像1枚から3D空間を生成する世界生成AI「Echo-2」を発表

SpAItial AIは、画像またはテキストから3D空間を生成する世界生成AI「Echo-2」を発表しました。

Echo-2は、1枚の画像やテキストプロンプトを入力とし、リアルタイムで探索できる3D空間を生成します。従来の動画生成モデルがフレームを逐次予測するのとは異なり、空間的に一貫したシーンを直接生成する点が特徴です。出力には3Dガウシアン・スプラッティング(3DGS)を採用。ブラウザ上でもリアルタイムの閲覧が行えるとのことです。

生成された3D空間は、テキストプロンプトを使ったオブジェクトの追加・削除・入れ替え、シーン全体のスタイル変更といった編集にも対応しています。また、シーンの意味的なセグメンテーション(構成要素の識別・分類)も行われるため、椅子や壁など個別のオブジェクト単位での操作が行えます。

用途としては、ゲーム開発、ロボティクスの訓練環境、建築・インテリアの可視化、デジタルツインの構築などが挙げられています。特にロボティクス分野では、高精度な仮想環境でロボットを事前に訓練し、現実世界に応用するSim2Realアプローチへの活用が期待されています。

精度評価では、世界生成の品質を測るWorldScoreベンチマークにおいて、コンテンツの一致度・主観的品質・総合スコアの3項目すべてで競合モデルを上回る結果が示されています。

一方で、Echo-2をはじめとする3DGSを活用した空間生成AIをめぐっては、近年このような議論も行われています。

カーネギーメロン大学コンピュータサイエンス&ロボティクス学科准教授のキーナン・クレーン氏はXへの投稿で、写真をガウシアン・スプラット製の3D空間に変換するモデルを「ワールドモデル」と呼ぶのは適切ではないと指摘。同氏は、こうした技術はより正確には画像を条件とした3Dジェネレーターの一種であり、自然界の見た目や振る舞いを予測する“ワールドモデル”とは異なると述べています。

Echo-2 概要

名称 Echo-2
開発 SpAItial AI
発表日 2026年4月28日
主な機能 画像・テキストからの3D空間生成、シーン編集、スタイル変更、意味的セグメンテーション
対応用途 ゲーム開発、ロボティクス訓練、建築・インテリア可視化、デジタルツイン構築
レンダリング方式 ガウシアン・スプラッティング(3DGS)
体験URL https://spaitial.ai

参考

Echo-2
Keenan Crane氏 X

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