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業界動向 2018.05.29

VR制作ソフトのスペースリー、不動産ソフト会社と提携 高品質化目指す

VR制作・編集ソフト「スペースリー(Spacely、旧名:3D Stylee)」を運営する株式会社スペースリーは、株式会社いえらぶGROUPと業務提携し、共同でVR制作ソフトを提供します。いえらぶGROUPは不動産業務基幹クラウドソフト「いえらぶCLOUD」を全国展開しています。今回の連携で不動産業界でもっとも使いやすい高品質なVR制作ソフトの実現を目指します。

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両社のサービス内容向上を図る

360度VRコンテンツを直感的な操作で制作できるソフト「スペースリー」は、2016年11月のサービス開始以降、ウェブブラウザで再生可能な手軽さや機能からユーザー数を伸ばしてきました。現在は不動産業界を中心に、750社以上にサービスを提供しています。

一方で、導入する不動産事業者の事務負担の観点からは、既存の物件管理システムと物件情報の入力が重複する、などの課題が存在します。そのため業務効率化には、他社システムとの連携を進める必要がありました。

一方いえらぶGROUPは、 ホームページ制作、SEO対策、物件管理システムなどをワンストップで利用できる不動産業務基幹ソフト「いえらぶCLOUD」 を提供しています。サービスを利用する不動産会社は約12,000社です。

一層の集客力向上や業務効率化、IT重説(※)を見据えた新たな業務システムの展開を目指す中、「いえらぶCLOUD」へのVRコンテンツ制作機能の追加を検討していました。

(※)IT重説:インターネット等のITを活用し、対面以外の方法で行う重要事項説明

今回、不動産会社向けの業務支援で豊富な実績を持ついえらぶGROUPと、360度VRコンテンツに特化して成長してきたスペースリーが業務提携を行います。そしてスペースリーのAPIをいえらぶCLOUDに連携させることで、不動産業界でもっとも使いやすい高品質なVR制作ソフトを実現します。

(参考)株式会社スペースリーニュースリリース


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