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業界動向 2020.05.25

コロナでVRコンテンツ閲覧数が3.3倍に、スペースリーが公表

VR制作・編集ソフト「スペースリー」を運営する株式会社スペースリーは、昨年4月の同期比の集計においてVRコンテンツの閲覧数が3.3倍、導入に関する問い合わせが5.2倍になったことを公表しました。

スペースリーは、VRコンテンツ1個あたりの 消費者の閲覧数が3.3倍、スペースリー導入に関する事業者からの問い合わせが5.2倍に。1事業者あたりのコンテンツ新規制作数は21%増加したことを公表しました。

同社が実施したアンケートでは、新型コロナウィルスの悪影響を感じる事業者は3月中旬時は64%、4月には87%と増加しており、その影響が拡大しています。こうした中、今回の集計結果は、「消費者はオンラインでの家探しの情報収集において、分かりやすいパノラマVRコンテンツより求めており、事業者は非対面接客を進めるためにこれまで以上にパノラマVRコンテンツを必要としていることが要因であると考えられます」とコメントしました。

新型コロナを受け、VRコンテンツ制作ソフトを無償提供

スペースリーは不動産・住宅分野の事業者向けにVRウェブ接客システムを期間限定で無償提供しています。VRウェブ接客システムは、スペースリー社の360度VRコンテンツの遠隔同期機能によって、接客担当者と顧客が同じコンテンツの画面を共有しながらビデオ会議できます。また、画面共有される360度VRコンテンツは顧客と接客担当者の双方が操作可能です。

(参考)株式会社スペースリー プレスリリース


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