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業界動向 2019.07.11

「宇宙×VR」のコンテンツ制作サービスが提供開始

合同会社Yspaceは、VRを用いた宇宙関連のサービス提供を開始します。VRを用いた宇宙コンテンツの制作やコンサルティングの受託、全国の科学館やシッピングモールなどの商業施設への販売を行い、集客力や顧客満足度の向上を目指します。

Yspaceでは宇宙のVRコンテンツを複数開発しており、未来の月面都市の体験や、宇宙でのスポーツ、宇宙旅行などを提供。体験者はゲーム感覚で楽しみつつ、宇宙に関する知識などを自然に身につけることが可能です。

科学的な根拠を盛り込んだ作品を制作

同社は、科学的な根拠を盛り込んだ作品の制作を目指しており、衛星データや解析結果をコンテンツの中に備えています。一例としてYspaceの「Yrinage Moon(槍投げムーン)」には、一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)との共同開発で制作された月の3D地表モデルが使用されています。

宇宙VRを企業や商業施設で活用

Yspaceではサービスとして、主にVRコンテンツの制作やコンサルティングの受託、VRコンテンツを利用したイベントや理科教室を開催しています。

本サービスの利用例について、3つの例が紹介されています。

宇宙関連企業や研究機関での利用例

宇宙開発のミッションやアイディアについてVRとして見せることで、より多くの人に理解をしてもらいやすくするとのこと。それにより、投資家からより多くの資金を調達する助けになったり、優秀な人材の獲得に繋がったりするとしています。

VR制作やエンターテインメントの企業での利用例

VR制作企業やエンターテインメントを提供する企業は、宇宙のコンテンツの制作や展開にあたりYspaceがコンサルティングやコンテンツの提供を行うことで、より魅力のある宇宙の体験を顧客に届けられるとしています。

科学館やショッピングモールなどの商業施設での利用例

科学館やショッピングモールなどの商業施設では、Yspaceによる宇宙のVRコンテンツを導入することで、集客力や顧客の満足度の向上を見込めるとのことです。

(参考)合同会社Yspace プレスリリース


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