没入感がある・今までにない体験ができるということで話題になっているVR。ハイエンドなものは10万円、ミドルエンドは1万円前後と高価なのが実際のところ。
今回は1,000円前後で購入できるVRデバイスとスマートフォンで手軽に体験できるスマホVRアプリをご紹介します。
1,000円前後の手軽なVRデバイス「ハコスコ」
「ハコスコ」は段ボールタイプのVRデバイスです。スマートフォンを画像のように差し込んで使います。その特徴はほかのデバイスよりも安価で手軽なこと。折りたたみができるタイプは厚さ11mmになり場所も取りません。
ハコスコは大きく分けて4種類。
・ 一眼、段ボール製(タタミ一眼)
・ 一眼、プラスチック製(プラスコ)
・ 二眼、段ボール製(タタミ二眼、Google Cardboard)
・ 二眼、プラスチック製(デラックス)
が、あります。
一眼タイプと二眼タイプの違いは一眼タイプが1つの映像を2つの目で見ます。二眼タイプに比べて臨場感は下がりますが、ハイエンドのVRを体験できない子どもでも目の発達への影響を気にすることなく使えます。二眼タイプは映像を左右で分割して違う映像を見ることで立体視を楽しめます。立体視により、より目の前にあるような体験ができます。
素材は段ボールとプラスチックがあります。段ボールは一番安価で手軽な反面、何度も使うと汗や顔の脂じみがつきやすいのに対して、プラスチックタイプは段ボールタイプよりも数百円ほど高いですが、耐久性は高く汚れに強いです。化粧をした女性にはファンデーションの油分が付きやすいため、プラスチックタイプもおすすめです。
アマゾンやMoguraVR Storeにて購入が可能です。
スマホVRアプリおすすめ3選
恐竜を見上げるのが圧巻な『DINO TOWN』(iOS版、Android版)
『DINO TOWN』は、現代の街を闊歩する恐竜を眺める3分ほどの体験ができるアプリです。街の中の移動は自動で、ユーザーは360度見回すことができます。このアプリの魅力は間近で恐竜が見れること。どしんどしんと大きな足音をさせて通り過ぎる恐竜を下から見上げるのは圧巻です。一眼・二眼どちらでも楽しむことができます。
※酔いに注意 気分が悪くなったらすぐに見るのをやめてください。
360度ならではの圧巻な風景を楽しめる『VR Jump Tour』(iOS版)
VRデバイスを見たままジャンプすると一気に上空まで飛び上がる体験ができるアプリです。軍艦島や沖縄、阿蘇山など様々な場所で飛び上がれます。飛び上がる時のあまりの速さにびっくりしますが、360度で遠くまで広がる眺めは爽快です。高いところが好きな方におすすめ。
関連記事:軍艦島や沖縄で大ジャンプ!スマホVRで体験するHiyoshi Jumpが『VR Jump Tour』にアップデート
高品質な360度動画の宝庫『Jaunt』(iOS版、Android版)
360度の動画を扱うプラットフォーム「Jaunt」のVRアプリです。旅行、映画、音楽、スポーツなどテーマごとに実写のVR動画を見ることができます。「ライオンキング」のミュージカルを舞台のさまざまな位置から映した動画、断崖絶壁を身一つで綱渡りする大迫力の映像などが360度で体験できます。
全編英語ですが高品質なコンテンツが豊富なことも魅力です。
公式サイト:https://www.jauntvr.com/
関連記事:【スマホVR】ライブやスポーツなど360度動画を楽しめるVRアプリ『Jaunt』
スマホで体験できるVRはいかがでしたか?ハイエンドのコンテンツも一般で体験できるようになりました。友達や恋人とぜひ遊びに行ってみてください。
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また、Mogura VRではスマホで体験できるVRコンテンツをレビューで紹介しています。
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