光学ガラスメーカーのSchottは、広視野角のスマートグラスを可能にする新しい光学系・ウェーブガイド技術を発表しました。同社はMetaが2025年9月に発売したRay-Ban Displayグラスに光学部品を供給しているとされています。現行モデルの視野角は20度ですが、今回の技術は、将来的により広k樹没入感のある体験を支える基盤になるとしています。
Schottは幾何学的反射方式のウェーブガイドについて量産体制を確立し、消費者向け規模での生産を開始しました。2020年にはAR光学分野の企業Lumusと戦略的提携を結んでおり、高品質な部品供給を目的に新工場も設立しています。
同社のAR部門シニアバイスプレジデント、ルーディガー・シュプレンガード氏は、同社の光学系技術を「ARに不可欠な要素」と位置づけ、軽量かつ高性能なスマートグラス実現に貢献すると述べました。幾何学的反射方式は光とエネルギーの効率が高く、ファッション性と広視野角の両立に適していると同社は主張しています。提携先のLumusは、50度の視野角を持つデモ機「Lumus Maximus」を公開しています。
広視野角のARグラス実現には光学系だけでなく、バッテリーや処理性能、ディスプレイの改良も不可欠です。Meta Ray-Ban Displayグラスの解像度は600×600ピクセル、視野角を広げるにはさらなる明るさや解像度の向上が必要となります。Schottのウェーブガイドは広視野角への対応を前提としていますが、最終的にはシステム全体の進化が課題となります。
一方、Lumusの光学エンジン「Z-30」は30度の視野角と720×720ピクセルの解像度を実現。CEOのアリ・グローブマン氏は、一般ユーザー向けの製品では30度で十分とし、広視野角を追求するよりも通常の眼鏡に近い外観を重視していると語っています。
参考
https://www.roadtovr.com/meta-ray-ban-display-waveguides-schott-lumus-wide-field-of-view/
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