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業界動向 2024.07.30

VR体験施設「Sandbox VR」、チケットの販売枚数が累計300万枚に到達。コロナから復活、1ヶ月で約15万人が来訪

VR体験施設「Sandbox VR」のチケット販売枚数が、累計300万枚に到達しました。2024年7月現在、Sandbox VRは一ヶ月あたり15万人近くが来訪しており、VR体験施設がコロナ禍から立ち直っていることが伺えます。

「イカゲームVR」などで人気の体験施設、コロナ禍から復活

Sandbox VRは2016年に創業。全身モーションキャプチャやVRヘッドセットを用いた、「VR体験施設」を運営しています。2020年のコロナ禍により全世界の店舗を閉鎖したほか、米国の子会社は倒産を経験するなど、大きな打撃を受けていました。

しかし、Sandbox VRは2021年、「アメリカを中心に新店舗をオープンする」ことを発表。その後、Netflixとコラボしたドラマ「イカゲーム」のVRコンテンツ「Squid Game Virtuals」は、開始2ヶ月で売上が450万ドル(約6.9億円)に到達するなど、大きく持ち直しています。

今回、Sandbox VRの創業者兼CEO、Steve Zhao氏は、Xで「累計300万枚以上のチケットを販売した」ことを明らかにしています。また、現在は全世界45施設がオープンしており、毎月15万人が施設に来訪しているとのこと。VR体験施設が、コロナ禍から見事に復活した事例と言えそうです。


(Steve Zhao氏がXで公開した画像。2021年から2024年7月までに、「Sandbox VR」に来訪した人数をグラフで、左端が2021年。来訪者が徐々に増えていることがわかる。 画像:Xより引用)

(参考)Sandbox VRX


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