韓国のサムスン電子が、アメリカ軍と次世代通信規格“5G”とARを活用したトレーニングを開発していることが明らかになりました。
5G対応のARトレーニングのテストベッド開発の発表は、サムスンと軍需産業のGBL Systemsが共同で発表しました。告知によれば、これはアメリカ国防省が2020年10月に発表した、6億ドル規模の5Gテストの一部であるとのこと。
ARヘッドセットには障害物や計器の情報など、トレーニングに必要な情報が表示されます。サムスンネットワークとGBL Systemsは、ARヘッドセットに接続された5Gデバイスを動作させることを目的とした、プライベート5Gネットワーク(ミリ波とミッドバンドスペクトルを使用)を、アメリカ軍が構築するのをサポートします。
米メディアForbesによれば、サムスンはテストに必要な機材の提供も行うとのこと。機材には、ARヘッドセットの接続ポイントとして使用されると思われる「Galaxy」モバイル端末も含まれます。
(参考)Forbes