株式会社jig.jpは、映画・演劇の鑑賞サポートを手がけるPalabra株式会社と共同で、スマートグラス「SABERA」を活用したバリアフリー支援の実証実験を開始しました。聴覚に障害のある方が観劇・映画鑑賞をより快適に楽しめる環境の実現を目指します。
本取り組みでは、これまでタブレットなどの手元端末に表示していた字幕を、SABERAのレンズ上に直接表示します。視線を大きく動かすことなく舞台や映像に集中でき、より没入感の高い鑑賞体験を目指します。
初回の実証実験は、埼玉県さいたま市の彩の国さいたま芸術劇場にて実施されました。Palabra社のリアルタイム字幕配信システム「UDCast LIVE」と連携し、彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd Vol.3『リア王』の上演時にプロトタイプによる検証が行われました。
実証に参加した聴覚障害者の体験者からは好意的な感想が寄せられています。「演技や演者さんの顔まで、視線に余裕を持ってしっかりと見ることができた」「スマートグラスだと視線を大きく動かさずに作品に集中できる」といった声が挙がりました。
川股将・jig.jp代表取締役社長は「当事者の方々の声を真摯に反映しながら、より豊かな鑑賞体験を形にしてまいります」とコメントしています。あわせて、Palabra社の山上庄子代表取締役社長は「字幕の可能性が大きく広がっていくことを確信しております」と述べています。
今後は映画館や劇場での実証実験を順次拡大していく予定です。装着感やテキストの可読性などのデータを収集し、実用化に向けた開発を進めます。将来的にはUDCast MOVIEおよびUDCast LIVEとの連携実装も見据えています。
SABERAは福井県鯖江市の眼鏡産地に由来する日本発のARグラスブランドです。株式会社ボストンクラブのデザインとCellid株式会社のAR光学技術を組み合わせた軽量設計が特徴です。日常使いを想定して開発されており、現在Makuakeにてプロジェクトを展開中。受付期間は2026年6月29日までです。
「SABERA」概要
| MakuakeプロジェクトURL | https://www.makuake.com/project/sabera_smartglass/ |
| Makuake受付期間 | 2026年6月29日(月)まで |
| jig.jp公式サイト | https://www.jig.jp/ |
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000070695.html



