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投資 2020.04.07

VR用回転チェアを開発中のRoto、186万ドルを資金調達

360度回転するVR椅子を開発しているRotoは150万ポンド(約186万ドル)の資金調達を完了したことを発表しました。投資家の中には、Consumer Venture Capital Trust、Pembroke VCT、およびTVB Growth Fundが含まれます。

Rotoは英国を本拠としたハードウェア企業です。Rotoの主製品はVR体験用の回転椅子「Roto VR」です。Roto VRには回転型カバーでケーブルが絡まるのを防げる仕組みや、モーターを備えた自動回転機能で乗り物酔いを軽減したり、ユーザーに触覚フィードバックを与える機能が搭載されています。5年間の研究開発期間を経て、1,000個以上の部品と20もの技術(特許出願中)を製品に組み込んでいるとのこと。

今回の資金調達を踏まえて、Rotoは、近々家庭、オフィスに向けてRoto VR椅子を発売する予定です。 椅子自体の価格は1,500ドル(約17万円)から。多くの家庭用VRヘッドセットに対応予定です。Roto VRは既に映画館やゲームセンターなどの家庭以外にも導入が見込めるとのこと。ニーズに応じて様々な製品の開発を開始していると同社のホームページに記載されています。

(参考)Road to VR


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